Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』永瀬廉×出口夏希 “よめぼく”を完全実写映画化
【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1194回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 【写真全14枚】永瀬廉×出口夏希 “よめぼく”を完全実写映画化 “余命もの”映画に新たな風を届ける ほか 今回は、世界独占配信中のNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』と、7月5日に公開された『先生の白い嘘』をご紹介します。
Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』誰かのために過ごす時間は、愛おしい。
SNSを中心に「号泣必至!」と話題になった森田碧の大ベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」= 通称「よめぼく」。 現在「よめぼく」シリーズは6冊が刊行され、若者を中心に絶大な人気を誇っています。そんな人気シリーズが、満を持して実写映画化。ついに、世界配信がスタートしました。 国籍や性別、そして年齢に関係なく、誰かを好きになったことがある人の胸に響く、普遍的なラブストーリーが誕生しました。
Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』のあらすじ
クラスでは地味で目立たない存在だが、絵を描くことが大好きな高校生・早坂秋人。二科展の入選を目指して充実した高校生活を送っていた矢先、秋人は心臓に悪性の腫瘍がみつかり、余命1年を宣告されてしまう。 幼なじみの絵里や翔太はもちろん、妹の夏海にさえ真実を告げることが出来ない秋人。 人生のすべてを諦め、残りの日々を淡々と生きる彼の前に、ある日、ひとりの女性が現れる。彼女の名は、桜井春奈。 秋人が通院する病院に入院していて、春奈もまた、重い病気で残りわずかの命だった。 自分の病気のことを隠して、春奈とともに残された時間を過ごし始めた秋人。すると、無機質だった彼の日常に彩りが生まれ始めて……。
Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』のみどころ
主人公・早坂秋人を演じたのは、本作がNetflix作品初参加となる永瀬廉。ある日突然“余命1年”という十字架を背負ってしまったキャラクターを熱演。憂いを帯びた目の表情が印象的で、その繊細な表現に心を奪われてしまう人も多いことでしょう。 そして桜井春奈役には、人気急上昇中の出口夏希。透明感あふれる演技で、“死と隣り合わせのヒロイン”を瑞々しく体現しているのも必見です。 共演には横田真悠、木村文乃、仲村トオル、大塚寧々、松雪泰子といった、人気と実力を兼ね備えたキャストが集結。 限られた時間の中で出会い、恋をする。若者たちの刹那な輝きが、鮮やかに映し出されます。