福島12市町村が舞台のドラマ「風のふく島」各話の主演に青木柚、北乃きい、桜井ユキら
青木柚、北乃きい、小西桜子、桜井ユキ、豊本明長(東京03)、三浦貴大、釘宮理恵が、テレビ東京「ドラマ25」枠の新ドラマ「風のふく島」で各話の主演を務めることがわかった。 【画像】「風のふく島」第1弾キャスト、各話の主役に大友康平・黒木華・佐藤大樹ら 東日本大震災の際、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示の対象となった福島12市町村。全12話でつづられる本作は、その地に実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマだ。実在する場所やモデルとなる人物にインタビューを行い、そこから着想を得たストーリーがオムニバス形式で展開。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、県民との交流を通じて成長していく様子が描かれる。大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢が主演キャストとして出演するのは既報の通り。 青木は富岡町で酵母を使ったお酒造りを目指す関根昇也、北乃は仕事に悩みを抱える中でキャンドル作りに魅了され、飯舘村に移住する朝比奈三咲を演じる。ボランティアサークルでの活動をきっかけに、大熊町の若者支援プロジェクトに携わることになる井澤優花役に小西、スマートモビリティ事業を通して浪江町の人々の暮らしを支える小坂大役に豊本がキャスティングされ、釘宮は“スマモビくん”の声を担当。また桜井は楢葉町でお菓子屋さんを経営する野村あや、三浦は子供たちのために田村市で起業した下山田修平に扮した。新キャスト7名のコメントは下部に掲載した。 「風のふく島」は2025年1月10日より毎週金曜24時42分から放送される。BSテレ東では1月13日にスタートし、福島テレビでは3月に放送される予定だ。なお監督陣には池田千尋、川元文太(ダブルブッキング)、住田崇、戸田彬弘、二宮健、広瀬奈々子、三木聡が名を連ねた。 ■ ドラマ25「風のふく島」 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2025年1月10日(金)スタート 毎週金曜 24:42~25:13 BSテレ東 2025年1月13日(月)スタート 毎週月曜 24:00~24:30 福島テレビ 2025年3月放送予定 ■ 青木柚 コメント ひとつの町を描いた作品に出演すること、そして福島に訪れることも初めてなので、富岡町の空気をたっぷり吸いながら撮影出 来たらなと思います。 僕が演じるのは、ツツジ農家で生まれ育ち、○○のような人になりたいと考える青年、昇也。最初はハテナが浮かんできましたが、その理由を聞いて、彼に愛着を持たずにはいられませんでした! 何かにひたむきに取り組む姿、家族とのもどかしくも愛おしい距離感。町の中で広がる物語を楽しみにしていただけたら嬉しいです。 ■ 北乃きい コメント このドラマは今の福島を舞台に、挑戦することの大切さや、好きなこと、好きなものに打ち込んでやり続ける大切さを、私の演じる三咲の生き方を通して教えてくれていると思います。 考えることは誰にでもできるけれど、実際に動いてみるのはとても勇気のいることです。 「失敗を恐れずまずはやってみる」 今そこに生きる人たちの目線でそんなメッセージを皆様に伝えられる作品になればいいなと思います。 ■ 小西桜子 コメント 震災後の復興が進む福島の今を真っ直ぐに見つめて、吹く風を感じながら、等身大で演じたいと思います。 避難地域としての過去、徐々に解除された今、そして未来へと再スタートを切ったばかりの可能性に満ち溢れた大熊町と、私演じる優花がどのように関わっていくのか。大熊町の豊かな魅力と優花の思いが芽吹いていく姿を、是非見守っていただけるとうれしいです。 ■ 豊本明長 コメント 住田監督とはよくお笑いの現場でご一緒させてもらっていて、このお話を頂いた時は勝手にコメディーと思っていました。 いざ台本を読ませていただいたら、被災に遭われた地域の方々の前向きな姿や、人の温かさ、人との繋がりの大切さが伝わる素敵な内容でした。明るく温もりのある作品になるよう頑張りたいと思います。 ■ 桜井ユキ コメント 東北地方のみならず、いま日本全体が向き合うべきである震災や、後の復興。 でも決してネガティブな事だけではなく、その中で力強く、温かなエネルギーを持って生きている方々がたくさんいらっしゃいます。 その方達のエネルギーをしっかりと感じつつ、二宮監督と一緒に楽しんでいただける物語を紡いでいけたらと思っています。 ■ 三浦貴大 コメント こうした穏やかな作品に出演できることを、とてもありがたく感じています。 これまで移住に憧れを抱いたこともありますが、さまざまな葛藤があることも感じています。 作品で描かれるのは人生のほんの一部分ではありますが、下山田が感じている思いを、丁寧に演じていければと思っています。また、私自身、それを追体験できることを非常に楽しみにしています。 ■ 釘宮理恵 コメント 浪江町を実際に走っている巡回乗り合いバス、「なみえスマートモビリティ」が、もしもおしゃべりできたら…!? というわけで、今回スマモビくんの音声を担当させていただく事になりました。 浪江町の人々に明るく元気いっぱいに絡んでいくスマモビくんを精一杯演じたいと思います。 よろしくお願いいたします! (c)「風のふく島」製作委員会