<夢咲く春―24センバツ大阪桐蔭>選手紹介/5 /大阪
◇快速リードオフマン 境亮陽(りょうや)外野手(2年) 快速のリードオフマン。50メートル5.8秒とチーム一の速さで、中学時代には野球と並行して陸上競技部でも活躍した。「1番打者はチームに勢いを付けるために大事な役目がある。流れを持ってこられるよう意識している」と気合十分だ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 今は野手中心だが、投手としても最速146キロ。マイペースな性格で、練習後の楽しみは「ワンピース」など漫画を読むこと。特技はルービックキューブで、3分で全面そろえられる腕前という。 ◇ライバルは自分自身 南陽人(はると)投手(2年) 巧みなコントロールで相手打者を翻弄(ほんろう)する投手。特に自信があるのはカットボールだ。「自分は苦しい場面でも行ける。起用されるのはいつでも大丈夫」とやる気に満ちている。 新チーム結成後は調子が上がらず、近畿大会は記録員としてベンチ入りした。「自分がマウンドにいる時は分からないことが、一歩引いた目線から分析できた」ともどかしい期間も力に変えた。負けず嫌いな性格で、ライバルは自分自身だ。