【ガーデニング】今が植えどきオススメ〈秋植え球根5選〉で春ガーデンの準備。球根選び&栽培のコツも
寒い冬は土の中でゆっくりと生育し、春になると鮮やかな花を咲かせて庭を彩る球根植物。秋の間に準備を整えておくことで、来年の庭がいちだんと華やかになります。 ◆【画像8枚】初心者も育てやすい!オススメ秋植え球根&栽培のコツを写真と一緒にチェック! 今回は秋植え球根を選ぶ際のポイントや、植え方のコツを紹介します。 記事最後にはオススメの秋植え球根植物を、参考価格とともにお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「秋植え球根植物」にまつわるあれこれ
・秋植え球根植物を選ぶポイント ・秋植え球根植物を育てるコツ ・秋植え球根植物のオススメ品種5選
秋植え球根植物を選ぶポイント
●開花時期を考慮する 秋植え球根は一般的に冬を越えて春に開花する種類が多いですが、なかには年内~早春にかけていち早く咲き出す品種も。異なる開花時期の植物を選ぶと、長期間花を楽しむことができます。 ●花の色や形のバランスを取る 庭全体のデザインをイメージして、花の色や形を選びましょう。対照的な色合いや異なる花形を組み合わせると、視覚的に引き立つガーデンになります。 ●希望する成長の高さを考慮する 球根植物は背丈が高く伸びるものから、低くコンパクトにまとまるものまで多種多様です。背丈の低いものは前方に、高いものは後方に植えると、全体のバランスがよくなります。 ●栽培環境に合った植物を選ぶ 植える場所の日当たりがよいかどうかも球根選びのポイント。土の湿り気が多いか、乾燥しているかということも基準になります。場所の環境に合った植物を選びましょう。
秋植え球根植物を育てるコツ
●植える時期 秋植え球根は10~11月頃が植え付けの適期。この時期に植えて冬の寒さに当たることで休眠し、春に美しい花を咲かせます。 ●植え付け方 球根を土に植える際は、一般的に球根の大きさの2~3倍の深さに植えるのが目安。 植える間隔は球根の直径の2倍ほど空け、ある程度群生させたほうが開花したときに見映えします。 ●水やり 植え付け後はしっかりと水を与えます。その後、冬の間はあまり水を必要としないので、水やりは控えめに。春に芽が出てきたら、再び水を適度に与えましょう。 ●肥料 植え付け時に元肥として緩効性肥料を入れ、芽が出始めたら成長を促すために薄い液肥を追肥します。球根自体に十分栄養を蓄えているので、多肥にならないように気をつけましょう。 ●冬越し 寒冷地では冷え込む冬に地中の球根が凍ることも。防寒対策として、土の上に腐葉土やマルチングを敷いて保温するのがオススメです。 ●花後のお手入れ 花が咲き終わったら、花ガラをこまめに摘み取りましょう。葉は光合成をおこない次の年に向けて球根に栄養を蓄えるため、自然に枯れるまで残しておきます。 ●球根の掘り上げ 暑さに弱い球根は葉が枯れたら掘り上げて数日間乾かします。新聞紙や通気性のよいネット袋に入れて、次の植えどきまで風通しのよい冷暗所で保管しましょう。 高温多湿に強い品種は、そのまま植えっぱなしにしても大丈夫です。