KOTORI 10代のころは野球部員に吹奏楽部員、圧倒的得票数の生徒会長を経験!4人がバンドを結成するまで
――音楽との出会い
こもり校長:みなさん出身がバラバラですけど、音楽はいつごろからやられているんですか? 横山:僕は宮崎県出身なんですけど、軽音部がなかったんです。なので、バンドがやりたい前向きな気持ちのやつとやるしかなくて……(笑)。BBQ PARTYというバンドでギターを弾いていました。『閃光ライオット』にも出て、2次までいきました。 COCO教頭:BBQ PARTYで!? そうだったんですね! 横山:野球をやっていたんですけど、やめてバンドをやりたくて。『閃光ライオット』は“バンドの甲子園”と書いてあったので、親に「こっちの甲子園を目指す!」って言ってバンドを始めました(笑)。 こもり校長:細川先生は? 細川千弘(Dr./Cho.):僕はバンドより前に、中学のときは吹奏楽部だったんです。バンドよりも“ドラムを叩きたい”気持ちが先行して楽器を始めたんですけど、兄貴の影響でロックバンドを知りましたね。 こもり校長:当時、影響を受けたアーティストは誰ですか? 細川:RADWIMPSとか……からバンドに入って、それこそ『閃光ライオット』初代グランプリのGalileo Galileiはみんな好きですね。CDも買っていました。 こもり校長:みなさんは、「こういうバンドになりたい!」というのはありましたか? 憧れとか? 横山:憧れ……結構バラバラだもんね。 こもり校長:好きなものがバラバラの場合は、どうやって意見をまとめるんですか? 細川:大事にしているのは……「こうなりたくない」が合っていることですね。好きなものはそれぞれでも、「こうなりたくない」「これは嫌だ」が合っているほうが大事だと思うんです。そこで意見をすり合わせますね。 こもり校長:“こうなりたくない”バンド……。 細川:深掘りはやめましょう!! COCO教頭:(笑)。
――どんな10代だった?
こもり校長:どんな10代を過ごされていましたか? 佐藤:僕も小中は野球部で、球ばかり追いかけていましたね。 こもり校長:“球ばかり追いかけて”(笑)。高校は? 佐藤:中3のときに『BECK』という映画を観て、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)とニルヴァーナを知って……高校では、友達とコピーバンドをやっていました。 こもり校長:レッチリのコピーバンドですか? 佐藤:9mm(9mm Parabellum Bullet)です。 こもり校長:9mm先生は難しくないですか? 佐藤:難しかったですね。楽譜を買ってやっていましたね……という10代でした。 こもり校長:上坂先生は? 上坂:10代……中学生のときは、生徒会長をやっていましたね。圧倒的な得票数だったんです。大差で! COCO教頭:ぶっちぎりで(笑)。 上坂:ぶっちぎりでしたね(笑)。 こもり校長:そのころは、もう音楽はやっていたんですか? 上坂:やっていました。中3の文化祭で、バンドで1曲披露しました。人前で演奏したのは、そのときが初めてです。 こもり校長:そのころから、バンドに憧れていたんですか? 上坂:そうですね。高校ではライブハウスに行って、地元の先輩に音楽を教えてもらったりして、バンドにのめりこんでいきました。 こもり校長:人それぞれの入口がありますね。 ◇ KOTORIは、5月29日(水)にニューアルバム『KOTORI』をリリース。この日の放送ではライブもおこなわれ、電話をつないだリスナーの心情に寄り添った楽曲を生演奏で披露しました。