安達祐実 × 倉科カナ × 渡邊圭祐インタビュー 『三日月とネコ』疲れた日常に癒しと許しを貴方に
やっぱり猫が好き?
ーー渡邊さんは猫を飼わないんですか? 渡邊 いま犬を飼いたいなと思っているんです。 安達 犬なの?譲渡会のシーンで、実際に保護猫さんをたくさん見て、「猫いいな」って言ってたじゃん。 倉科 犬なんだ。 渡邊 はい、犬です(笑)。 安達 探してるの? 渡邊 はい、探してます。でも本当に飼えるのかどうか、っていう‥‥。 倉科 難しいよね。 安達 散歩とかあるしね。 渡邊 そうなんですよ。 倉科 めっちゃかわいいよ、猫。 安達 猫、本当にかわいいよ。めちゃくちゃ可愛い! 渡邊 いや、そうですよね。 倉科 帰ってきたらゴローンとなる猫とか、もう本当に‥‥。 安達 私も!超なついてくれて、めっちゃかわいいの!私が帰ってきてソファで一息ついていると、膝に乗ってきて「撫でてよ撫でてよ!」ってやってくるの。 倉科 あの肉球がまたたまらないんですよね。ふみふみもするし、顔ぺちぺちする手もかわいい。
理想型の生活はやっぱり難しい
ーー作中の3人の同居生活について個人的にどう思いますか? 安達 普通に考えたら、他人が3人で一緒に暮らすって、なかなか難しいと思うんです。だからあの3人は奇跡的なんだろうなって。 安達 いろんなところを埋め合ったり、思い合ったり、距離を取ったりするのって、やっぱり難しいです。夫婦じゃないし、友達っていう枠組みでもない。それでもみんなで心地いい居場所をつくるって究極の理想型だな。 渡邊 むちゃくちゃ理想ですね。でも現実は難しい。 倉科 本当に憧れますよね。お互い尊重しあって生活できるって羨ましい。ああいう存在、欲しいなと思います。もう出会いですよね。 ーーでは最後に、一言ずつメッセージをいただけますか。 渡邊 皆さんの日常に寄り添ってくれる作品になっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧ください。 倉科 お互いを尊重し合って生活している優しい3人の姿を観ていただきつつ、おいしいごはんとかわいいニャンコに癒される映画になっていますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。 安達 ほっと一息つけるあったかい映画です。癒されに行くような気分で映画館に行ってくれたら嬉しいです。
取材・⽂ / 小倉靖史