なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかったJリーガー(2)大怪我から復活! 国内最強の24歳MF
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。長友佑都のサプライズ選出もあった一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかったJリーグの選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかったJリーガーを紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:満田誠(みつた・まこと) 生年月日:1999年7月20日 所属クラブ:サンフレッチェ広島 2024リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト 今季Jリーグ3年目となるサンフレッチェ広島MF満田誠は、この先必ず日本代表に選ばれる選手と言っていいだろう。 流通経済大学を経て2022年に広島へ加入した同選手は、プロ1年目から29試合9ゴール8アシストと鮮烈なデビューを飾った。翌年は右膝前十字靭帯を負傷するも、その輝きは消えることなく23試合で4ゴール5アシストを記録。怪我後は今までの攻撃的なポジションから一列ポジションを落とすことも増え、ボランチの位置で今回の代表に招集された川村拓夢とコンビを組んでいる。 パス、ドリブル、シュートのすべての技術を高水準で持ち合わせ、個の力は代表に選出された選手たちと遜色ない。さらにサッカーIQも高く、トップ下やボランチなど様々なポジションをそつなくこなせるため、森保監督のサッカーにフィットするはずだ。 そんな紫の11番は2022年に行われたE-1選手権で代表招集経験がある。しかし、このときは国内組のみで構成されており、海外組も含んだフル代表にはまだ選ばれていない。今季も安定したパフォーマンスを見せ、代表に選出されることができるだろうか。
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