「101回目」などフジ名物P、大多亮専務がカンテレ社長に フジ社長「運命共同体として力合わせ」と鼓舞
フジテレビは31日、都内の同局で定例社長会見を行った。大多亮専務取締役が来月に関西テレビの代表取締役社長に就任することに先駆け、フジテレビの港浩一社長がエールを送った。 【写真】数々のヒットドラマを手掛けた大多亮氏 大多氏は、「君の瞳に恋してる!」(89年)などのトレンディドラマをはじめ、「東京ラブストーリー」(91年)、「101回目のプロポーズ」(91年)、「ひとつ屋根の下」(93年)など数々の大ヒットドラマを手がけ、時代を作った名物プロデューサーだった。 港社長は「フジテレビは今年開局65周年を迎えて、引き続き様々な変革と改革を続けている。発表の通り、大多専務の関西テレビ社長就任が内定しました。プロデューサー時代に数々のヒットドラマを生み出した大多専務は、役員としても様々な現場を指示してくれました。今後は関西テレビ社長として、運命共同体であるFNS系列をともに盛り上げていきたい。さらなる活躍を期待します」と鼓舞した。 これを受け、大多専務は「来月関西テレビ社長に着任する。経営課題はフジテレビにも似ていますし、放送収入の減退、配信を始めとしたそれ以外の事業を伸ばしていかないのも似ている。運命共同体、FNS全体で盛り上げて行くためには、フジテレビと関西テレビの力を合わせるのが非常に重要。そういったことを推進して、FNSの一翼になりたい」と意気込みを語った。