橋本環奈「萌音ちゃんを嫌う人種っている?」 2022年の初演からタッグを組む上白石萌音を絶賛
俳優の橋本環奈さん(25)、上白石萌音さん(26)が、舞台『千と千尋の神隠し』の開幕を前に、お互いの魅力や意気込みを聞きました。 【画像】橋本環奈「役者人生の中で絶対に忘れられない役」 初演から演じる千尋役への思いを語る 2人が出演する舞台『千と千尋の神隠し』は、スタジオジブリ・宮﨑駿監督の名作アニメが原作で、2022年に帝国劇場で初上演されました。2人は引き続き、主人公の千尋を演じます。
■初演から約2年 お互い“マネしたい”部分は?
2022年の初演から約2年。千尋役としてお互いに切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人。お互いに“マネしたい”ところを聞くと、上白石さんは「私は(橋本)環ちゃんの座長力。いつも元気でみんなに分け隔てなく接するので、自然とカンパニーが元気になる。環ちゃんが来てくれるとみんな疲れが吹っ飛ぶ。それは、持って生まれたものだろうし、意識している部分ではあると思うんですけど、そこは憧れるしマネできない」と絶賛。橋本さんも「(共演者と)萌音ちゃんを嫌う人種っている?って話をしていて。いないって私は思うし、素直に頑張れる力があるというのは、みんながそこにひきつけられていく。萌音ちゃんってここまでできていても安心しないんだ、完璧そうに見えるけどめっちゃ緊張しているんだとか、すごく人間味があるところもすてきだなと思うし、すごいなっていう尊敬がまず一番にくるので、そこが萌音ちゃんのすごいところだなって初演の時から思っています」と魅力を語りました。
■新たに2人の千尋役が参加 ロンドン公演も
今年からは、川栄李奈さん(29)、福地桃子さん(26)が新たに千尋役に加わり、ロンドンで初めての海外公演も行われます。上白石さんは「千尋が増えて、みなさんの千尋を見ている中で感じたんですけど、どの方も自分の声で(千尋を)やっていて、それがすごくすてきで私もそうしたいなって。(10歳の千尋を演じる時は)これまでは子供らしく子供らしくっていうところをすごく大事にしていたんですけど、今年は千尋を子供扱いしないようにしようかな」と目標を明かしました。 さらに橋本さんは、自分に掲げているテーマがあるといい「“楽しい”っていう部分を主軸に考えたい。始まることがすごく楽しみですし、幕が上がって、また新たな気付きでいろいろ変えていきたいと思っている。今回稽古に参加して思ったのは、本当に細かいマイナーチェンジにしても、それが必ず良くなるっていうのがわかる。それがびっくりで、今までやってきたことが無駄かって言われたらそうじゃないし、今までやってきたことの蓄積からさらにこうやって変化していったら、どんどん良くなっていくなこの舞台っていう。その場面に自分がいられることがすごく幸せですし、千尋として置いていかれないように、一緒に進化して成長していけたらなって思います」と意気込みました。