（写真：テレビ北海道）

札幌・大通の新たなランドマークを目指します。商業施設・ピヴォの跡地に新たな複合ビル「札幌ダイビル」が着工し、きょう起工式が行われました。 建設するのは、ビル賃貸大手ダイビル（大阪）です。起工式には工事関係者のほか札幌市の秋元市長も出席し、工事の安全と成功を祈願しました。大通駅と地下でつながるビルは地上19階、地下2階建てで、延べ床面積は約4万2000平方メートル、高さは約100メートルです。地下2階から地上2階は高級ブランド中心の商業施設が入り、3階から8階はオフィスが入ります。また、10階から18階にはインバウンド客にも人気の高級ホテル「トランクホテル」が道内初進出します。 ダイビルの丸山卓社長は「経営理念は『ビルをつくり、まちをつくり、時代をひらく』。単なるビルづくりではなく、まさにまちづくりプロジェクトになる」と意気込みを語り、工事を手掛ける大林組の笹川淳副社長は「新しい札幌のランドマークになることは間違いない。難易度の高い工事になる」と話します。 札幌ダイビルは2027年1月の完成を目指しています。