ギャンブルの賭け金の上限は「資産に対してのパーセンテージ」を目安にすべし【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第113回
あらゆるギャンブルに精通し、どんな場面でも貪欲に勝ちを狙う男・じゃい。馬券でマンションを買ったという芸能界屈指のギャンブラーが、人生を勝ち抜く極意を教えます。 【画像】じゃいの今週のギャンブル格言 【今週のお悩み・第113回】仕事がハードで体調をかなり崩してしまったことや、コロナの影響で仕事を4年前に失いました。現在はフリーターのかたわら、FXのトレードをしています。 じゃいさんの書籍『稼ぐメンタル』で雷に打たれたような衝撃を受け、トレードもギャンブルだと割り切り、メンタルの大事さを感じてからは、勝てるようになってきました。 しかし、趣味でポーカーもやるのですが、賭ける金額が大きくなるとマネープレッシャーを感じ、いつも通りのプレーができなくなります。ポーカーもトレードもどのように賭け金を上げていけば良いでしょうか?(PN:世界のマサヒロ・男・35歳・フリーター兼FXトレーダー) * * * 今週は七夕賞とプロキオンステークスが行われました。七夕賞を勝ったレッドラディエンスはもっと上を目指せるでしょう、G1レベルでも面白いと思えるレース内容でしたね。天皇賞秋なんて舞台合ってそうだし、ぜひ目指してほしいな。 そして、なんといっても無敗でプロキオンSを勝ったヤマニンウルス。昨今レベルの高いダート路線。ウシュバテソーロ、レモンポップ、フォエバーヤングなど、ダート最強クラスとの対戦がより楽しみになりました。予想という目線ではなく、スポーツとして見ると、こういう馬の出現はたまりません。今後に注目です。あっ、馬券ははずしてます。 それでは今回の質問に。 「じゃいさんの書籍を読んで効果が現れた」「勝てるようになった」。これは最高ににうれしい言葉です。 ただ文字を書いて印刷するだけではその本に意味はありません。このようなリアクションがあって、初めてその本を出した意味が生まれると思います。これは人生にも似てますね。 マネープレッシャー。これはギャンブルにおいて切っても切れないものです。昔、「レート」という麻雀漫画がありました。かなりマイナーなので、知ってる人はかなりレアな人です。 本来はダメな賭け麻雀なんですが、漫画の中ではバリバリ賭けています。レートによって麻雀の打ち方が変わる、変わらないというのをテーマにした漫画でした。 主人公が成長して、最終的に高いレートでもマネープレッシャーに負けずに平常心で打てるようになる、そんな内容です。主人公の顔も、名前も、細かいストーリーも忘れましたが、レートに揺れない心の大事さ、という一点だけ覚えています。 ポーカーに関してはマネープレッシャーがメインと言っても過言ではないゲームですね。 マネープレッシャーに押しつぶされると、ブラフなんて出来ませんし、ブラフに対してもコールが出来なくなります。仮に自分の読みは合っていたとしても、リスクを負えなくなったりします。 逆に言えば、相手のタイプによってブラフの効果が変わってきます。マネープレッシャーに弱い人にはブラフはより効くし、マネープレッシャーに強い人には、ブラフする側がプレッシャーを感じることになります。 競馬でも、堅い馬券に大金を注ぎ込む人はいても、穴に大金を注ぎ込むことが出来る人はなかなかいません。 堅い馬券だろうが、穴だろうが、自分の予想を信じて賭けられること。それが大きく勝つために必要な条件だと思います。