阪神が黄金パターンで先制 木浪の安打から近本がかえす 甲子園は大歓声も岡田監督のリクエスト実らず
「阪神-広島」(9日、甲子園球場) 阪神が五回、「黄金パターン」で先制点を挙げた。 【写真】聖地で見せた!必死の形相で華麗にキャッチ 初回から近本が魂のファインプレー 先頭の8番・木浪が一、二塁間を破る右前打で出塁すると、続く村上が1球で送りバントを決めた。ここで近本が右翼線へはじき返し、先制の1点を奪った。二塁を狙った近本は惜しくもタッチアウト。岡田監督がリクエストを行使したが、判定は覆らなかった。 38年ぶりの日本一に輝いた昨季も8番・木浪の出塁から1番・近本がかえすという得点パターンが原動力になった。甲子園開幕ゲームで昨年をほうふつとさせる状況に、スタンドは大きく沸いていた。