<開花の時・’24センバツ>地域の協力温かく感激 別海応援団に優秀賞 /北海道
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で応援団賞の優秀賞に輝いた別海に8日、記念の盾が贈られた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 21世紀枠で初出場した別海は1回戦で創志学園(岡山)と対戦。試合には敗れたが、在校生や保護者、OBらに加え、友好都市である大阪府枚方市の関係者や隣町の標茶町の標茶高吹奏楽局も応援に駆けつけ、総勢約1600人が熱い声援でアルプス席を沸かせた。 地元でもパブリックビューイングが行われ、町民約400人が「頑張れ!別海」と書かれた白いバルーンスティックをたたいて応援した。 毎日新聞北海道支社の鈴木勝一事業担当部長から盾を受け取った吹奏楽部の鈴木ささら部長(3年)は「地域の方々に協力してもらって演奏を球場に響かせることができた。アルプス席は別海を応援したい思いで集まってくれた方々の温かい一体感、熱い空気に包まれていた」と感無量の表情だった。 中道航太郎主将(同)は「皆様の熱い応援から力をいただき、全力でプレーできた。夏に(もう1度出場して)勝った姿を皆様に見ていただけるよう頑張ります」とあいさつした。【本間浩昭】