『新空港占拠』山猫の正体を徹底考察 怪しい岩槻、二葉、北見はミスリードの可能性も?
櫻井翔主演のドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)第6話で、獣たちの本当の目的が「山猫」の正体を明らかにすることだと分かった。全ての悪の根源である「山猫」とはいったい誰なのか。 【写真】“何か”を見せつけられて動揺する大和(菊池風磨)(第7話先行場面カット)
第6話で明かされた百首事件の真相
第6話は、かながわ新空港社長の天童(黒沢あすか)の嘘を暴く指令が武蔵三郎(櫻井翔)に与えられた。 5年前、空港建設反対運動のリーダー格である漁師の浜松功が、2018年8月30日に百首神社の境内で遺体で発見されたのが「百首事件」。その被疑者として漁師仲間である「馬」松長(後藤剛範)、その恋人の「牛」掛川(サーヤ)、幼なじみの「猪」堀江(竹内まなぶ)が傷害致死罪で逮捕され、5年間の実刑を受ける。この事件をきっかけに反対運動は急速に沈静化し、空港は予定通り開港。しかし実は、天童の指示で横浜署の署長・川越(片桐仁)が浜松功を殺害していたのだ。この嘘について、獣のリーダー「龍」こと悠月(高橋メアリージュン)は武蔵に「天童美香の裏には黒幕がいる、その名は山猫。天童は山猫のために全ての罪を犯した。山猫の正体を明らかにする、それが我々の本当の目的だ」と言う。 山猫はいったい誰なのか。
現段階の登場人物の中で、山猫と唯一繋がりがあるのが北見
この百首事件は、「虎」丹波一樹(平山浩行)と「猿」丹波直樹(岩瀬洋志)親子が獣になった理由である、丹波の妻でフリージャーナリストの愛が追っていた事件でもあり、北見議員(手塚とおる)の指示によって川越が半年前に殺害。この事実が武蔵たちにより明かされ、川越が自害している。北見の嘘を暴かれ、丹波親子は「お前の嘘は全て明かされた訳ではない。まだ死ぬのは早い」「地獄の先を見せてやる」と、命は助けるも、他の暴露された人質とは違い解放されていない。 また、かながわ新空港の顧問弁護士で、北見の国外逃亡を計画した米沢弁護士(長田成哉)は山猫について、「影。莫大な資産と人脈をを元に、政界や財界を裏で牛耳っている人物。この空港建設を計画したのも山猫だと聞いてます。今まで何人もの人間が山猫の正体を探ってきました。でも全員消されました。それほど恐ろしい存在」と言い、「山猫の窓口になっているのは北見議員で、私たちは間接的に指示をうけているだけ。北見は山猫の正体を知っているはず」と武蔵に答える。つまり、現段階の登場人物の中で唯一繋がりがあるのが北見という流れとなっている。