がうる・ぐら、森カリオペらホロライブEnglishが2回目の全体ライブを敢行!日本からは星街すいせい、戌神ころねが参戦!
VTuberグループ「ホロライブEnglish」によるライブ「hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions-」が日本時間の2024年8月25・26日、アメリカ・ニューヨークのKINGS THEATREにて開催された。 【写真を見る】ホロライブからゲスト出演した星街すいせい 主に英語圏で活躍するホロライブEnglishは、チャンネル登録者数450万人のがうる・ぐらなどが在籍。「Myth」「Promise」「Advent」「Justice」の4つのユニットとソロで活動を行なっており、ホロライブEnglishのグループ全体としては2023年7月にロサンゼルスで1stコンサートを開催。2回目の全体ライブの今回は、アメリカ西海岸から東海岸へと会場を移し、1929年建設の歴史あるKINGS THEATREが会場となった。また、日本のホロライブからは星街すいせいと戌神ころね、ホロライブインドネシアからはムーナ・ホシノヴァとこぼ・かなえるがゲストとして参加した。 2日間のライブには総勢19人のメンバーのうち、6月にデビューしたばかりのJusticeの4人を除く15人が出演した。両日ともに、ライブ開始前から会場のムードはハイボルテージ。メンバーの紹介ムービーが流れると客席からは熱いコールの声が轟き、その大歓声を受けながら劇場の幕が上がってライブがスタートした。 Day 1の1曲目を飾ったのはMythによるオリジナル曲「ReUnion」。クールなラップとアイドルらしさ全開の爽やかなメロディーラインを併せ持つ曲で、森カリオペとがうる・ぐらが畳みかけるようなラップパートで会場をさらに盛り上げていく。続いてIRySが新曲「Carbonated Love」、フワワ・アビスガード&モココ・アビスガードのコンビ"FUWAMOCO"が「Born to be "BAU"DOL☆★」、セレス・ファウナ&七詩ムメイが新曲「It's Not a Phase」をそれぞれ披露。フワワとモココの2人はアニソンを彷彿とさせる同曲を原曲のまま日本語歌詞で歌い、「BAU!」のコールで客席を煽りながらキュートな魅力を爆発させる。その後、シオリ・ノヴェラがMiliの「world.execute(me);」を、オーロ・クロニーが柊キライ feat. flowerの「ボッカデラベリタ」をカバーする。 ここでステージ上のビジュアルが、クラシックなシアタースタイルから現代的なニューヨークの街並みへとセットチェンジ。その舞台に登場したのは、一伊那尓栖、がうる・ぐら、ムーナ・ホシノヴァ、そして日本からゲスト参戦した星街すいせい。4人は星街の「ビビデバ」を歌い、息の合ったダンスを見せる。 ライブは中盤にさしかかり、Vivid BAD SQUAD×初音ミクのメロウチューンを小鳥遊キアラ、七詩ムメイ、ネリッサ・レイヴンクロフトがカバーした「Beyond the way」、小鳥遊キアラのオリジナル曲「Pineapple」、Promiseによる新曲「Our Promise」というラインアップで客席はさらにヒートアップ。また、日本で1979年に発売され2020年にリバイバルヒットした松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」をセレス・ファウナが、アニメ「N・H・Kにようこそ!」の挿入歌で宍戸留美が歌った「ふしぎ・プルプル・プルリン・リン!」をワトソン・アメリア、古石ビジュー、フワワ、モココがカバー。こういったマニアックな曲のチョイスは、日本のカルチャーを深く愛するホロライブEnglishならではの選曲と言えるだろう。MCパートでは星街すいせいとIRySが登場し、英語と日本語をミックスして軽快なやりとりを見せた。 後半戦に入ると、近未来を思わせるデザインに2回目のセットチェンジ。「ふしぎ・プルプル・プルリン・リン!」の後、オーロ・クロニー、こぼ・かなえる、日本からゲストとして参戦した戌神ころねの3人が、こぼ・かなえるのオリジナル曲「HELP!!」を歌唱。ころねがソロパートを歌い始めると、彼女の背中を押すように観客からひときわ大きな声援が上がったのも印象深い場面だった。その後、がうる・ぐらがsupercell feat. 初音ミクの「ワールドイズマイン」を歌い、森カリオペ、IRyS、ハコス・ベールズ、古石ビジューの4人はホロライブの「BLUE CLAPPER」を披露。歌詞にある「Clap your hands!」のフレーズなど文字通りステージと会場が一体となったパフォーマンスを繰り広げた。 最後はライブのタイトルチューンでもある「Breaking Dimensions」とアンコール曲の「Connect the World」。ホロライブEnglishの15人が総出演する圧巻のステージングで、Day 1を締めくくった。 Day 2はセットリストを一新。カバー曲では日本のホロメンのオリジナル曲をDay 1よりも多くピックアップ。ゲスト出演した戌神ころねの「doggy god's street」をフワワ、モココ、こぼ・かなえる、戌神ころねの3人で元気いっぱいのステージを見せる。ほかにも、猫又おかゆの「もぐもぐYUMMY!」をワトソン・アメリアが、常闇トワの「FACT」を一伊那尓栖、シオリ・ノヴェラ、オーロ・クロニーが、がうる・ぐらと宝鐘マリンのユニット「GuraMarine」による「SHINKIRO」をフワワとモココが日本語歌詞でそれぞれ披露した。 Day 2のアンコール曲には、7月にAdventがリリースしたばかりの「Our Bright Parade (English ver.)」をチョイス。Day 1とDay 2の両日ともに、最初から最後までファンからの大歓声が止むことなく、2日間の熱いステージを駆け抜けた。 なお、「hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions-」は、9月26日(木)までアーカイブ配信が行なわれる。 取材・文=editaholic
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