「支える先生の心のケアも重要」あべ俊子文部科学副大臣が被災地の教育現場を視察
あべ文部科学副大臣は10日、石川県輪島市と穴水町を訪れ、地震の影響を受けた学校現場を視察しました。 【写真を見る】「支える先生の心のケアも重要」あべ俊子文部科学副大臣が被災地の教育現場を視察 能登半島地震の発生後、初めて被災地を訪れたあべ俊子文部科学副大臣は、輪島中学校で小川正教育長らと懇談しました。輪島市では、地震の影響で校舎が使えなくなっている市内6つの小学校の児童およそ350人をこの春から輪島中学校で受け入れ、校舎を間借りして授業を行っています。 非公開で行われた懇談会では、市から副大臣に対し、教職員の負担軽減や、遠距離から通う児童の足となるスクールバスの運転手不足などの課題について説明したということです。 あべ俊子 文部科学副大臣「一生懸命子供たちを、自分たちが被災者でありながら支えてくれている先生方に対しての心のケアも改めて重要なんだなっていうことを今回教えていただきました。国として応援できることを石川県とも一緒に考えていきたいと思う」 このほか、あべ副大臣は、地域を担う人材の育成にあたっては、教育現場のみならず雇用環境や住宅など総合的な観点から支援していく必要があるとの認識を示しました。
北陸放送