【横浜好き】先週のベイスターズ、球団最多のサヨナラ安打に52年ぶりの開幕7連勝
◆オースティン、18試合連続安打を継続中 その牧の4番の座を脅かすほどの活躍を見せているのがオースティンです。先週出場した4試合でも全て安打を放った大砲は、6月4日のオリックス戦以来、18試合連続安打を継続中。
その間の成績は打率.351、5本塁打、17打点と、頼れるポイントゲッターになっています。連続試合安打の球団記録は、1993年グレン・ブラッグスの29試合、さらにNPB記録は1979年高橋慶彦(当時広島)の33試合ですが、オースティンがその記録にどこまで迫れるのか、注目です。
◆堀岡隼人、戦力外から育成契約を経て初登板 チームが完封負けを喫した30日には昨季限りで巨人を戦力外となり、今季からベイスターズに移籍した堀岡隼人が移籍後初登板を果たし、最速151キロをマークするなど、1イニングを無失点に抑えました。
新天地では育成契約でスタートした堀岡は、イースタン・リーグで19試合に登板して1勝1敗、防御率3.72の成績を残して6月8日に支配下登録。神奈川県秦野市出身の堀岡は、地元での復帰に「また違うユニフォームで試合に出られる嬉しさがあった」とコメントしましたが、登板翌日の1日には、先発のため再昇格となった石田裕太郎と入れ替わる形で登録抹消となりました。
◆今週の度会隆輝(6月27~30日) 27日からの4試合は全て2番・ライトで先発出場。13日の千葉ロッテ戦から11試合連続で同ポジションでの起用となり、2番打者として定着しつつある。27日の巨人戦は5打席ノーヒット(1四球)で自身の連続試合安打が9試合でストップした。
カードが変わった28日の中日戦は4打数2安打とマルチ安打を記録。今季防御率0点台と絶好調の高橋宏斗から4回の第2打席にレフトへ安打を放ち、7回の第4打席にも中日2番手の祖父江大輔から、これも逆方向への安打を放った。
29日は第1打席で中日先発・大野雄大から先制点につながるセンターへの安打を放ったが、その後の4打席は凡退で5打数1安打。30日は初回に四球で出塁したが、その後の3打席は凡退で、シーズン打率は.263となった。
文:大久保泰伸
大久保泰伸