F2ラウンド6バルセロナ、宮田莉朋はP2フィニッシュも5秒×2の10秒ペナで8位降格&FLで合計2ポイントを手に…レース1はマルタンスが制す|F2
F2の第6ラウンド、スペイン・バルセロナのレース1(スプリントレース)が現地時間22日行われた。 現地カタルーニャはF1のFP3から引き続き晴天のドライコンディションでレース時刻を迎えた。 スプリントレースがブラックアウトとなり、4番グリッドの宮田莉朋が抜群の蹴り出しを見せ、2番手でターン1へと飛び込んでいく。 トップはビクトール・マルタンス、2番手宮田でオープニングラップを終えた。 3番手以下は接近戦のバトルが連続し、7/26周目時点で3番手クッシュ・マイニ、4番手ガブリエウ・ボルトレート、5番手フアン・マヌエル・コレアという順番になっている。 26周のスプリントレースということもあり、2番手宮田はマルタンスとの差を1秒~1.5秒でキープしながら、タイヤを温存して周回を重ねる状況となった。 レース中盤に入ると3番手マイニが前方との差を詰め、優勝争いはマルタンス、宮田、マイニの三つ巴となる。 だが17/26周目の途中、宮田にはトラックリミット違反により5秒ペナルティが課される。21周目にはさらに5秒加算となり、合計10秒ペナルティとなった。これで宮田は表彰台圏内からの脱落が確定的に。 レースはマルタンスがトップを独走し、今季F2初優勝となった。そこから3秒後方の2番手で宮田はフィニッシュしたものの、10秒加算により最終順位は8位となっている。 2位マイニ、3位コレアまでが表彰台に上がっている。4位ポール・アーロン、5位ジャック・クロフォード、6位ボルトレート、7位イザック・アジャと続き、宮田は8位。 なお、宮田は3/26周目に1:30.617で周回し、ファステストラップも記録。FLの1ポイントも含めて今回2ポイントを持ち帰った。宮田に限らず多くのドライバーにタイムペナルティが出される荒れ模様となったが、宮田にとっては2位フィニッシュを逸する悔しい一戦となってしまった。 F2バルセロナ・レース1結果 1/ビクトール・マルタンス 2/クッシュ・マイニ 3/フアン・マヌエル・コレア 4/ポール・アーロン 5/ジャック・クロフォード 6/ガブリエウ・ボルトレート 7/イザック・アジャ 8/宮田莉朋
【関連記事】
- ●カナダGPは2度SCの荒れた展開もフェルスタッペン今季6勝目!ノリス、ラッセル表彰台…角田裕毅は残り5周痛恨ミスで入賞逸し14位|F1
- ●角田裕毅「シーズンの早い時期に今後が決まったことは良い気分」F1で5年目突入確定、2025年契約延長の喜びを口に|F1
- ●2026年ルノーPU撤退の場合、複数チームにホンダはPU供給可能か…元ホンダ浅木泰昭氏「やれと言われりゃ、やると思う」PU開発側の苦難に提言も|WEDNESDAY F1 TIME
- ●角田裕毅が『F1』公式によるモナコGPパワーランキングで3番手評価!「ほぼすべてのレースで好成績」今季示している安定感を称賛|F1
- ●2024 F1日程・カレンダー・スケジュール|F1