【京アニ裁判】「被害者や遺族に謝りたいと思いますか」「それは思っております」 青葉真司被告が初めて謝罪 7日求刑
京都アニメーション放火殺人事件の公判が6日開かれ、青葉真司被告(45)は遺族や被害者に向けて初めて謝罪の言葉を口にしました。 裁判は7日、検察側による求刑が行われます。青葉被告は6日の被告人質問の中で、検察官から「証言に立った被害者らに向けてどんな気持ちがあるか」と問われると、「申し訳ございませんでしたという言葉しか出てきませんでした」と謝罪の気持ちを初めて口にしました。 さらに、検察官から「その気持ちはいつから生まれたものか」と尋ねられると、「裁判が始まる前あたりからだんだんとそういう感情が芽生えるようになった」と打ち明けました。 続いて被害者参加制度を利用し事件で亡くなった寺脇晶子さんの夫が法廷に立ち、「被害者や遺族に謝りたいと思いますか」と改めて尋ねると青葉被告は「それは思っております」と答えました。 (寺脇(池田)晶子さんの夫) 「私としては晶子の墓前、子どもに報告したいと持っていた内容は無事確認が取れたかな」 裁判は7日、検察側による求刑が行われる予定で、22回に及んだ事件の公判が結審する見通しです。
ABCテレビ