１１月１４日は仙台市が期間限定で始めた大きなプラスチック製品のごみの回収の話題からお伝えします。通常は粗大ごみとして収集する家庭で不要となった大きなプラスチック製品を仙台市は、１４日から期間限定で無料で回収を始めました。 回収場所となった仙台市若林区の今泉リサイクルプラザです。午前９時半の受付開始には車の長い列ができました。 「衣装ケースを処分したくて、こういう機会はありがたい」 「ものすごく助かる」 Ｑ.これだけ片付けば家の中は？ 「すっきりした」 記者リポート 「高く積まれた衣装ケース、これらの大きなプラスチック製品は通常粗大ごみとして収集されますが、きょうからここに持ってくれば無料で回収してくれます」 １１月１４日から１１月１７日まで行われる仙台市の「大きなプラスチック回収キャンペーン」。市民の分別意識の向上とリサイクルの推進を目的に企画されました。 例えば衣装ケースは粗大ごみとして捨てる場合、３個で処理手数料が４００円かかりますが、それが無料になります。回収の対象となるのは衣装ケースやバケツ、プランターなど家庭で不要となった３０センチを超えるプラスチック素材１００％の製品で、回収した製品は運搬用の荷台パレットの原料などになるということです。 仙台市環境局資源循環企画課 向井晃之課長 「今回回収しているものは、本来はプラスチック資源の対象ではないが、日常の生活の中でプラスチックは資源になることを意識してもらい、ごみの排出、資源の分別を徹底してもらいたい」 プラスチックの全量リサイクルを目指す仙台市は去年４月からハンガーやおもちゃなど製品プラスチックの一括回収を始めていて、昨年度の再利用可能な資源量は１万３４６９トンと前年度を９．３％上回りました。 無料で回収する、このキャンペーンは１１月１７日まで、今泉リサイクルプラザで行われ、午前９時半から午後３時半まで受け付けています。