セッター・関田誠大「彼らをどうやったら、一番いい方法で生かせるか」…4日開幕・NL福岡大会へ最終調整
バレーボール男子のネーションズリーグ1次リーグ第2週の福岡大会は4日、北九州市西日本総合展示場で開幕する。日本代表は3日、非公開練習で最終調整を行った。 5月の第1週ブラジル大会を3勝1敗で終えた日本。第2週の福岡大会からは主軸の石川祐希主将(ペルージャ)と高橋藍(らん、サントリー)が出場選手に名を連ねた。4日の初戦はアジアの宿敵・イラン戦。セッターの関田誠大(ジェイテクト)は「彼らをどうやったら、一番いい方法で生かせるかというのを、考えてやっていきたいなと思います」と意気込みを示した。 4月までイタリア1部プレーオフを戦った石川と高橋は、ブラジル大会には同行せずに別調整。5月31日にチームに合流した。2日に報道陣に公開された会場練習では、関田と石川、藍が連携を確認する中でプレーを止めて話し合う場面があった。関田は「彼らは(後衛からの攻撃で)どういうスパイクがテンポがいいか、確認しました」と振り返った。 52年ぶりのメダルに挑むパリ五輪に向けても、世界ランクにより五輪シードが決まるだけに重要な戦いが続く。主将の石川は「(イランは)高さもあるし、アジアでは一番強いチーム。まずは自分たちのプレーをしっかりすることと、相手のブロックやサーブに耐えることが大事になると思う。相手のブロックポイントが増えてくると相手が流れに乗ってしまう。流れに乗ったら止まらないチーム。自分たちのもったいないミスが(相手が流れに乗る)きっかけになると思うので、点数が取れるところでしっかりと取るバレーをするだけ」と気持ちを引き締めた。 福岡大会のメンバーは以下の通り。 ▽セッター(2人) 深津旭弘、関田誠大 ▽オポジット(2人) 西田有志、宮浦健人 ▽アウトサイドヒッター(4人) 富田将馬、高橋藍、石川祐希、甲斐優斗 ▽ミドルブロッカー(4人) 小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎、エバデダン・ラリー ▽リベロ(2人) 小川智大、山本智大 ◇福岡大会の日本の日程※開始時間はいずれも午後7時20分 ▽4日 イラン ▽5日 ドイツ ▽7日 ポーランド ▽8日 スロベニア
報知新聞社