【入山規制の岩手山】男性下山できず 足を負傷か 入山の経緯調べる
入山が規制されている岩手山で、16日、男性が下山できなくなりました。 警察が経緯を調べています。 警察と消防によりますと、16日午後2時半ごろ、岩手山の大地獄谷付近にある御苗代湖の近くで、「高齢の男性が動けない」と登山中の外国人が発見し、下山後、消防に通報しました。 遭難者は60代ぐらいの男性で、足をけがしているとみられます。 警察と消防が16日午後11時すぎ、御苗代湖から南西に数百メートルの山林内で男性と接触しました。 男性は会話が可能で、夜が明けるのを待って下山を開始しました。 下山後、病院に運ばれる予定です。 岩手山は10月2日、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、入山が規制されています。 警察が入山の経緯を調べています。