「親善試合の王様だった…」イラクに敗れて連勝が10で止まった日本代表に中国メディアが痛烈皮肉!「優勝候補とは思えないお粗末な守備」【アジア杯】
「どこまで勝ち進んでいけるかは疑わしい」
ショッキングな敗戦を受けて、アジア各国のメディアも受け止め方がさまざまだ。 現地1月19日、日本代表はアジアカップ2023のグループステージ第2節でイラクと対戦し、1-2で敗れ去った。開始5分にあっさり先手を取られると、守備を固める相手の堅陣をなかなか崩せず、逆に前半終了間際にも失点。後半は人海戦術で攻勢を強めたがそれでも奏功せず、アディショナルタイムにCKから遠藤が1点を返すのが精いっぱい。1-2の完敗を喫した。 【PHOTO】日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。全員が及第点以下の厳しい評価。最低点は守備者の2人 そんな森保ジャパンの戦いぶりを受けて、手のひら返しで批判を展開したのが中国のスポーツポータルサイト『捜狐体育』だ。「イラクが日本に勝利した事実は驚きだが、内容を見ればさしたる衝撃ではなかった。イラクは久保をはじめとする日本のスター選手たちに激しいプレスを絶えず浴びせ、仕事をさせなかったのだ。用意周到なプランを完遂させて、鮮やかな勝利を飾った」と称えた。 一方で日本のディフェンスに対しては辛辣に論じる。「ふたつの失点シーンでは、今大会の優勝候補とは思えないほどお粗末な守備だった。イラクの選手は容易くフリーになり、日本のGKはまたしても緩慢な対応を見せ、チーム全体が集中力を欠いていた」と指摘。そのうえで「ベトナム戦で2失点、イラク戦でも2失点だ。中国代表も決して褒められた出来ではないが、2試合を無失点で切り抜けている。日本は今大会の東アジア勢3チームの中で初めて黒星を喫した」と続けた。 さらに加えて、「日本は今回敗れるまで10連勝を飾っていたが、そのうち9勝はウォーミングアップマッチ。つまりは親善試合の王様だったわけだ」と皮肉を込め、「真剣勝負の舞台で骨のあるベトナムやイラクを相手にした途端、合計4失点も喫している。おそらく決勝トーナメントには進むだろうが、どこまで勝ち進んでいけるかは疑わしいチーム状態だ」と断じた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部