UUUM・ANYCOLOR・カバーの3社で構成する「誹謗中傷対策検討分科会」を設置
UUUMが代表理事を務める一般社団法人クリエイターエコノミー協会の「誹謗中傷対策検討会」は、本日5月22日に「誹謗中傷対策検討分科会(以下、本分科会)」を設置した。 【この記事に関する別の画像を見る】 本分科会は、UUUM、ANYCOLOR、カバーの3社で構成されており、賛同企業12社と、総務省、警視庁刑事部、一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)、一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構(SMAJ)、弁護士法人Authense法律事務所、弁護士法人GVA法律事務所の後援をうけ、損害賠償請求や警察との連携など、3社が取り組む具体的な誹謗中傷への取り組みについて発表された。 本分科会では、取り組みを通じて、誹謗中傷に直面するクリエイターが安心して創作活動に専念できる環境をつくることを目的としている。 また本分科会設置に伴い、UUUM所属のクリエイター・HIKAKINさんや、カバーのVTuberグループ「ホロライブ」に所属するときのそらさんからコメントが発表されている。 ■ HIKAKINさん(UUUM所属 動画クリエイター) 【HIKAKINさんのコメント】 クリエイターエコノミー協会は民間主導の取り組みではありますが、行政や民間のこれだけ多くの企業や団体が賛同もしくは後援してくれている状況は、とても心強いです。 ネットにおける誹謗中傷の深刻化に伴い、多くの関係者が対策に向けて動いている中で、今回のような取り組みの輪がもっと大きくなり、より多くの方々に知っていただけると嬉しいです。 最後に、クリエイターエコノミー協会の取り組みを通じて、クリエイターだけでなく、エンターテイメントに関わる皆さんがより安心して活動ができるようになることに期待したいと思います。 ■ ときのそらさん(ホロライブプロダクション所属VTuber) 【ときのそらさんのコメント】 活動をはじめた当初からたくさんの言葉を投げかけられました。そのほとんどが優しい言葉です。 でも中には傷つく言葉もあり、わたし自身、涙をこらえながら活動することもあります。 長く活動していてもその気持ちに慣れることは簡単ではありません。 言葉は思っているより強く相手に届きます。 SNSでの誹謗中傷がなくなることを心から願っています。 みんな、相手のことを思い優しい気持ちでSNSを使ってくれたらうれしいです。 また、これからも希望のある対策が増えていくと良いなと思っています。
GAME Watch,西脇健史