【レポート】LE SSERAFIM、メディアショーケースで新曲「CRAZY」のパフォーマンスを披露
■「今回はヴォーギングダンスに挑戦しました。実際に踊ってみると体幹の力がものすごく必要でした」(KAZUHA) 【画像】イベントの様子(写真全16枚) LE SSERAFIMが8月30日、4thミニアルバム『CRAZY』のリリースを記念して、韓国・ソウルでメディアショーケースを実施した。 4thミニアルバム『CRAZY』のアルバムトレーラーが放映されたあと、MCに呼び込まれ、今回のアルバムを象徴する要素である「稲妻」やアルバムロゴが盛り込まれたモノトーン調のクールな印象の衣装を身にまとったLE SSERAFIMが登場。 それぞれのメンバーが明るい表情でハートポーズをとりながらフォトセッションを実施し、グループのフォトセッションでは、アルバムのタイトル曲「CRAZY」の振り付けをイメージしたポーズも披露した。 フォトセッションを終えると、挨拶とともに集まったメディア関係者へ感謝の言葉を伝え、今年2回目のカムバックとなるアルバムに期待を込めながらHUH YUNJINは「ファンの皆さんに誇らしい姿をお見せしたいという気持ちで、今回のアルバムを一生懸命に準備しました」、SAKURAは「LE SSERAFIMが夏にカムバックするのは今回が初めてなのでワクワクしています。このアルバムを初めて聴いたとき、トレンディでありながらLE SSERAFIMらしいと感じました。多くの方が私たちの曲を聴いて、この新鮮な雰囲気を感じていただけたらうれしいです」と笑顔で語った。 また、HONG EUNCHAEは「カムバック前に日本でのファンミーティングでたくさんのFEARNOTの皆さんに会いました。ファンの方々から大きな力をもらって、アルバムの準備もよりいっそう頑張ることができました」とファンへの感謝も伝えた。 タイトル曲「CRAZY」についてMCに聞かれると、KIM CHAEWONは「タイトル曲『CRAZY』は、自分を夢中にさせることに出会った瞬間の感情を表現した曲です。音楽もトレンディで、個性のある歌詞も魅力的なので、聴いたあとに耳に残る曲になると自信を持ってお伝えできます」とコメント。 KAZUHAは「今回はヴォーギングダンスに挑戦しました。前回『EASY』でお見せしたオールドスクールヒップホップも私にとっては大きな挑戦だったのですが、ヴォーギングダンスも本当に手ごわいものでした。実際に踊ってみると体幹の力がものすごく必要でした」と準備期間を振り返りながら語った。 今回の4thミニアルバム『CRAZY』は、「LE SSERAFIMと一緒にただ一度CRAZYになろう」という簡単明瞭なメッセージが込められたアルバム。 迷うことなく、ときめく気持ちに従うという「Chasing Lightning」、自分を夢中にさせることに出会った瞬間の感情を表現した「CRAZY」、起きていないことに悩む代わりにCRAZYになろうと話す「Pierrot」、どんなことでも全力で楽しむという「1-800-hot-n-fun」、一緒に胸が高鳴ることを愛してみようと手を差し伸べる「Crazier」など、全5曲が収録されている。 LE SSERAFIMは、デビュー作の1stミニアルバム『EARLESS』から、3rdミニアルバム『EASY』に至るまで、トラップ、アフロラテンなど、毎回新しいジャンルを披露して音楽の領域を広げてきただけに、今回の『CRAZY』にも多くの期待が寄せられている。 期待が膨らむパフォーマンスの直前には、「CRAZY」のMVが初公開され、映像が終わるとメンバーたちがステージに登場。EDMベースのイントロとともに冒頭から息の合ったパフォーマンスを見せ、LE SSERAFIMが初めて挑戦した“ヴォーギングダンス”は、これまで見られなかった直線的な動きで新鮮な印象を与えた。 そのパフォーマンスは、鍛え上げられた技術のみならず、表現力まで兼ね備えており、見る人を虜に。今回のカムバックでのあらたな挑戦にメンバーたちのエネルギーが感じられるステージとなった。 パフォーマンスを終えると、MCとのトークでアルバムトレーラーについての話題に。KIM CHAEWONは「トレーラーの撮影日に不思議なことがありました。コンテに雷が落ちるシーンがあり、実際にはとても晴れていたのに突然雷が鳴って雨が降ってきたんです。今回のアルバムを代表する要素のひとつが『稲妻』なので、4thミニアルバム『CRAZY』が雷の光を浴びて多くの方に愛されることを願っています(笑)」と笑いを交えて撮影当時を振り返った。 そして、収録曲「Crazier」でメインプロデューサーを務めたHUH YUNJINは、「今回のアルバムを準備するとき、プロデューサーの方々に『HUH YUNJINさんが考える「CRAZY」を見せてほしい』と提案いただき、『夢中になれる人生も、夢中になれない人生も、すべて美しい』というメッセージを曲に込めました。『Crazier』は、私の考えだけでなくメンバーとたくさん話をしながら私たちのストーリーを伝えよう思いました。愛情のこもった曲になり、楽しい挑戦にもなりました。メンバーと自分自身について知る時間になってうれしかったです」と楽曲への思いを語った。 現地メディアから、9月に開催される米国4大大衆音楽授賞式の『MTV Video Music Award 2024』にデビュー後初めてノミネートされたことについて聞かれると、KIM CHAEWONは「デビューして初めてVMAにノミネートされ、とてもうれしく光栄です。ノミネートされたということは、LE SSERAFIMというグループが皆さんに愛されている証だと思いますし、それだけ責任感をもってより良い姿をお見せしていくLE SSERAFIMになりたいと思います。皆さんぜひご期待ください」と、自信に満ちた表情で想いを語った。 最後に、今回の活動に対する目標を聞かれると、HONG EUNCHAEは「この活動を通して、『LE SSERAFIMは自分たちが愛することにとても熱心に、そして楽しみながらやっている。幸せそうに見える』という反応をいただけたらうれしいです」と期待を胸に語り、KAZUHAは「『LE SSERAFIMと一緒にCRAZYになろう』という今回のアルバムメッセージのように、この夏をみんなで楽しめるステージをお届けしたいです」と意気込みを見せた。 そして最後にリーダーのKIM CHAEWONが「新曲を披露するときは、いつもドキドキして緊張しますが、今回の活動も温かく見守っていただけるとうれしいです。私たちLE SSERAFIMも、よりいっそう成長した姿をお見せします。ありがとうございました」と挨拶し、メディアショーケースを締め括った。 (P)&(C) SOURCE MUSIC リリース情報 2024.08.30 ON SALE MINI ALBUM『CRAZY』
THE FIRST TIMES編集部