ガールズケイリン児玉碧衣が初めての“お寺行き”で悲鳴「もう行きたくない…」
netkeirin 連載コラム『児玉碧衣のまだまだ成長中』
前回のコラムで“心の充電中”であることを明かしていましたが、あれから約1か月ーー。果たして現在の心境は? また、5泊6日で行った黄檗山(通称:お寺)についても振り返ってもらいます。 ーー10月は別府G3から始動の予定でしたが欠場されました。 腰痛が出てしまって…。地元地区の4日制グレードレースでしたし参加したかったのですが、申し訳ございませんでした。しっかり休んで治したので、今はもう痛みとかもないし大丈夫です。 ーーそして16~21日にかけて、黄檗山へ行ってきたのですね。 はい、5日6日で…(苦笑)。 ーー黄檗山についてはのちほどゆっくり話をうかがいたいと思います。黄檗山から帰ってから中3日で豊橋に参加されました。約1か月半ぶりの実戦でしたが、走ってみての感想を教えてください。 前回のコラムでも言ったんですが、黄檗山に行っている5泊6日は練習ができません。その前に一生懸命練習したとしても黄檗山の間に脚力の貯金がなくなって、結局練習が無駄になってしまうだろうなって。それもあってなかなか練習を始められなかったので、黄檗山から帰ってくるまで約1か月自転車に乗っていませんでした。帰った直後は久留米でナイターを開催していたので、練習できたのは直前の1日だけ。(予選1、予選2は連勝で)そんな中でもなんとか頑張って戦えていたかなとも思うのですが、2日間走って、圧倒的に脚力が落ちているなと強く感じました。自転車も踏めていないし進んでいかない。調子に関しても自分でも悪いのはわかったし、見ている方も「調子悪そうだな」って思ったんじゃないでしょうか。(4着だった決勝は)そういうのもあって、普段なら仕掛けられていたポイントでも“今の自分じゃいけないな”と思ってしまい厳しい結果になりました。
ーー久しぶりにレースを走ってみて、気持ちに変化はありましたか。 少しずつではあるんですが、「練習を頑張ろう」という気持ちがだんだん出てきました。 ーー11月は7日からの玉野を走って、競輪祭(女子王座戦)に向かう日程になっていますね。 練習をしっかり頑張って、玉野では完全優勝できるくらいまで脚を戻したいです。そしてそこからさらに追い込んで、納得のいく状態で競輪祭を迎えられればと思っています。 ーー「気持ちの回復と整理」は、しっかりできたとみていいですか。 はい。今は気持ちもだいぶ前向きになってきましたので。充電期間中にいろいろ自分と向き合えましたし、決して無駄な時間ではなかったと思っています。