磐田、大津祐樹の現役引退を発表「100%のパフォーマンスを出す事ができなくなってしまいました」|Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグニュース】ジュビロ磐田は25日、大津祐樹が2023シーズンをもって現役引退することを発表した。
現在33歳の大津は成立学園高校を卒業後、08年に柏レイソルでプロデビュー。11年からは海外挑戦し、ボルシア・メンヒェングラットバッハやVVVフェンロでプレーした。その後、15年に再び柏に復帰した。18年から3シーズンを横浜F・マリノスでプレーし、21年から磐田に加入していた。 日本代表では世代別代表で12年のロンドン五輪を経験。3得点の活躍でベスト4入りに大きく貢献した。A代表では2試合に出場していた。 プロキャリア16年に幕を下ろすことが決まった大津は、自身のSNSを更新し、思いを綴っている。 「契約は期間は残っていますが、今シーズン限りでプロサッカー選手を引退する事を決めました。理由は今シーズンした怪我が大きいです。素晴らしいドクターにオペをしてもらったおかげでプレーに復帰する事はできましたが、100%のパフォーマンスが出す事ができなくなってしまいました。自分の給料はジュビロの中ではかなり高いです。ジュビロの将来の事を考えると来季自分が給料を受け取るよりも若い世代に使って欲しいと言う希望をシーズン途中にクラブにリクエストして話を進めていました。もちろん経験もあるので、騙し騙し60%70%でプレーする事はできます。僕はクラブのために、チームのために100%プレーできない選手に価値はないと思っています。プロである以上自分に対しても厳しく判断した上で引退を決断しました。サッカー人生本当に多くの方々に支えてここまでプレーする事ができました。本当に関わっていただいたすべての方々へ感謝しています。ありがとうございました」