大谷翔平はドジャース打線でどんな役割を担っているのか?「チャンスを作っていくアグレッシブな打線」「2番打者最強説」スポーツジャーナリストが解説
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。4月19日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では、MLB(メジャーリーグベースボール)ロサンゼルス・ドジャース「大谷翔平選手」にフォーカス! メジャー開幕戦からおよそ1ヵ月。スポーツジャーナリストの生島淳さんに、“ドジャースでの第一歩”について解説していただきました。
メジャーリーグ屈指の名門、ロサンゼルス・ドジャースに移籍して最初のシーズンを迎えている大谷翔平選手。メジャー史上最高額となる10年総額7億ドル(日本円で当時約1,015億円)で超大型契約を結んだこともあって、ドジャースでどのような野球人生を歩むのかが注目されています。 先月3月20日に韓国でおこなわれたメジャー開幕戦からおよそ1ヵ月。ドジャースでの「第一歩」をチェックしていきましょう! ユージ:去年までは、大谷選手といえばロサンゼルス・エンゼルスの赤いユニフォームを着ている姿が目に焼き付いていましたが、ドジャースの青いユニフォーム姿もだいぶ見慣れてきましたね! 生島:そうですね。昔からドジャースにいる様な気がしますよね。 ユージ:分かります! ずっと前からこのユニフォームを着ている感じがします。 生島:ふさわしいチームにいると感じますが、開幕してから8試合ホームランがなく、ちょっと心配だったのですが、9試合目にホームランが出ると、大谷選手は「まず1本出て安心しているっていうのが、率直なところかなと思います」とコメントしていました。 ダグアウト(※試合中に監督や選手が待機するベンチ)の仲間からも祝福されていて、見ている方としてもホッとするような感じでした。 今は、ダグアウトにいるときの大谷選手の表情もやわらかいですし、ピッチャーの特徴についてやり取りをするような風景も見られるので、良い感じで試合に臨めているのではないかなと思います。 ユージ:確かに、本来の大谷選手に戻ってきたという感じですね。そうはいっても、まだドジャース1年目です。今年の大谷選手は、去年手術した右肘のこともあるのでバッティングに専念するシーズンとなると思いますが、ドジャース打線において大谷選手はどんな役割を担っているといえますか? 生島:ドジャースとしては、良いバッター順に並べられている気がします。1番にムーキー・ベッツ選手、2番に大谷選手、3番にフレディ・フリーマン選手という感じですが、特に今はムーキー・ベッツ選手と大谷選手が止まらない感じです。初回から2人が塁に出て、3番・4番でランナーを返して主導権を握るという感じです。とにかく1回表裏からチャンスを作っていくというアグレッシブな打線、そしてダイナミックで“最初から試合を観ていないとな”という感じになりますね。 ユージ:本当にそうです。大谷選手に注目しがちですが、ドジャースは本当に濃いメンバーがそろっています。1番のムーキー・ベッツ選手、2番の大谷選手というのは重要なポジションですね。 生島:本当にそうだと思います。ムーキー・ベッツ選手が塁に出たとしたら、それを拡大していくと。やはり“2番打者・最強説”というのは、アメリカでは浸透しているんだなと感じます。 (TOKYO FM「ONE MORNING」2024年4月19日(金)放送より)