手塚治虫『新選組』

　2024年春よりテレビ朝日の水曜深夜枠「スーパーバラバラ大作戦」に新たなドラマが創設され、第1弾として『君とゆきて咲く』が放送されることが決定した。 【写真】原作の手塚治虫『新選組』 　原作は、手塚治虫が1963年に発表した『新選組』。手塚ならではの視点で史実を織り交ぜながら隊士たちの葛藤が描かれている。近藤勇や沖田総司、芹沢鴨など実在の人物が登場するほか、メインとなるのはオリジナルキャラクターとして描かれる若き隊士、深草丘十郎と鎌切大作の2人。父を斬殺された丘十郎は、剣の腕を磨いて仇を討つべく新選組に入隊する。その入隊試験で知り合ったのが、クールな少年・大作。出自は不明だが、剣の腕はピカイチの大作は期待の大型新人として新選組に迎え入れられる。2人は熱い友情を育んでいくものの、いつしか時代の波に翻弄され、互いに殺し合わなくてはならない悲壮な運命へとなだれ込んでいくことに。 　脚本は、映画化も果たしたドラマ『美しい彼』（MBS／TBS）シリーズの坪田文が手がける。演出は、映画『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』、『未来への10カウント』（テレビ朝日系）の河合勇人が担当。撮影は東映京都撮影所で行われる。 　丘十郎と大作をはじめとする本作のメインキャストは男性のみ。丘十郎と大作を取り巻く仲間の一人を演じるメインキャストは、1月9日に『お願い！ランキング presentsそだてれび』（テレビ朝日系）枠にて予告されたプロジェクト『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」～新選組への道～』で選出される。同プロジェクトでは、若手俳優から元スポーツ選手など多様なバックボーンを持つ男性陣がオーディションに挑み、出演への切符をつかみ取るべく切磋琢磨する。 　特別審査員であり、応募者たちの演技指導を担うのは、声優であり、舞台演出家としても活動する三ツ矢雄二。第1回となる1月16日の放送では、800名の応募者の中から10名にまで絞られる。