【訂正】金原ひとみ、死にたいキャバ嬢と腐女子を描く『ミーツ・ザ・ワールド』実写映画化へ
集英社は、2022年1月5日に同社から単行本が発売された、金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』の実写映画化が決定したことを発表した。 【写真】金原ひとみの近影や映画化作品『ミーツ・ザ・ワールド』の内容 同じく映画化された『蛇にピアス』で、衝撃の小説家デビューを果たした金原ひとみ。今回映画化される『ミーツ・ザ・ワールド』は、金原ならではの生々しい筆致で描かれた恋愛物語だ。始まりの舞台は夜の新宿歌舞伎町。焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里(ゆかり)が、希死念慮を抱く美しいキャバ嬢・ライと出会うことで、由嘉里の世界の新たな扉が開いていく。女性誌「SPUR」(集英社)連載時から反響を呼び、第35回柴田錬三郎賞を受賞した。 実写映画化に関する、監督や出演者、公開時期などの詳細については、後日発表される。原作を読んで続報を待とう。 また、12月6日発売の「すばる」2024年1月号(集英社)には、金原ひとみのデビュー20周年を記念したロングインタビューが掲載されている。デビュー直後の裏話、母になったことによる変化、震災およびコロナ以後の執筆など、小説を通して世界を観察してきた金原がデビュー後の20年を赤裸々に語った豪華インタビューは要チェックだ。 ※記事初出時、本文に誤りがありました。以下訂正の上、お詫び申し上げます。(2023年12月7日10:09、リアルサウンド編集部) 誤:『蛇のピアス』 正:『蛇にピアス』
文=リアルサウンドブック