母親や友人と一緒に自分の受験番号を見つけ、笑顔を見せる受験生＝14日、山口市糸米

　山口県内の公立高校で14日、第1次募集の合格発表があった。県教育委員会によると、全日制は推薦入学合格者などを含む6588人（前年度比132人減）、定時制は202人（同14人減）が喜びの春を迎えた。 　山口市糸米の山口高校では、教職員が午前10時に合格者の受験番号を張った掲示板を場所に設置。受験生は自分の受験番号を見つけると一緒に合格した友人や家族と喜び合ったり、自分の受験番号が記された掲示板の前で記念撮影したりしていた。 　同市の宮野中学校の生徒（15）は「今まで頑張ってきたことが報われて本当にうれしい。高校では部活も勉強も人間関係も全て充実させる」と喜んだ。 　2次募集の試験は全日制が21日、定時制が26日に行われる。