第93回選抜高校野球 東海大菅生、ナインら帰還 夏へ一層の努力誓う /東京
<センバツ高校野球> ◇部員、生徒100人出迎え 「日本一は簡単でない」栄主将 第93回選抜高校野球大会でベスト8に入った東海大菅生の選手たちが30日、あきる野市の同校に帰った。3試合にフル出場した栄塁唯(るい)主将(3年)は「日本一は簡単でないと分かった。守備、攻撃共にいつもできることができなかった。もう一度あの場所(甲子園)に戻る目標に向けて頑張っていきたい」と一層の努力を誓った。 学校では、先に戻った応援団の硬式野球部員や留守を守った部員、他の部活動の部員、中等部の生徒ら約100人が出迎えた。 峰岸英仁校長は「みなさんの活躍で東海大菅生の名前が全国に知れ渡った。勝敗以上に、みなさんの品位のある態度が東京代表にふさわしいものであったことをうれしく思う」とねぎらった。 東海大菅生は1回戦で聖カタリナ学園(愛媛)を4―3で振り切って、センバツ4回目の出場で初勝利をあげると、2回戦は京都国際(京都)に5―4で逆転サヨナラ勝ちした。準々決勝は中京大中京(愛知)に0―6で敗れた。【黒川将光】 〔多摩版〕