中日・小笠原慎之介、メジャーで年俸20倍増の3年総額60億円も!? 米スポイラ誌「ジョーカー的な存在」「昨年の今永昇太に続けるか」
米誌スポーツイラストレイティッドは、6日(日本時間7日)までに今オフにメジャー移籍する可能性がある米国以外の選手を特集した。日本からは、中日からポスティング(入札)制度を用いて渡米する小笠原慎之介(27)、ロッテからポスティングに掛られるのか注目される佐々木朗希(23)、そして巨人から海外FA権を取得した菅野智之(35)の3投手を論評した。 「佐々木、菅野、小笠原の3人の中で、ジョーカー的な存在は小笠原だ。昨年の今永昇太に続けるか」と同誌。「今季の開幕までの話題は山本由伸(ドジャース)一辺倒だった。そんな中、今永がカブスで大きく浮上。佐々木は間違いなく米国以外の選手で1等賞だが、小笠原は投手力の強化を狙う球団にとって『お買い得』な存在になれる可能性がある」 さらに「小笠原はメジャー球団で先発ローテの4、5番手を担うとみられ、将来的にはリリーフの役割さえこなせるかもしれない。3年総額3500万~4000万ドル(約53億9000万~61億6000万円)の契約も見込まれる」とした。 メッツ地元メディアのライジングアップルも「小笠原は今永昇太の『リサイクル版』とみられることもあるが、制球力と弱い打球を打たせる能力からすれば、理想的な獲得候補といえる。しかも、今永より短い契約期間と安い金額で獲得できるだろうからだ」と、『Xファクター』になれる可能性を指摘した。 一方、米トレードルーマーズは小笠原の契約条件を2年総額1200万ドル(約18億5000万円)と予想。スポイラ誌とは大きな開きがあるが、いずれにしても今季の推定年俸9300万円から大幅アップを勝ち取る可能性は高そうだ。
中日スポーツ