久比港フェリー事故 船長や運行会社などを書類送検 フェリーが桟橋に衝突し3人けが 広島
広島県呉市の港で、5月にフェリーが桟橋と接触し、乗客3人が軽いけがをする事故を起こしたとして、呉海上保安部は19日、事故当時の船長(55)を業務上過失往来危険や業務上過失傷害などの疑いで書類送検しました。 【画像を見る】衝突事故を起こしたフェリー(呉海上保安部提供) 呉海上保安部によりますと、船長は5月、呉市の久比港にフェリーを停泊する際に操船を誤って浮き桟橋に接触する事故を起こし、3人の乗客に軽いけがをさせた疑いが持たれています。 事故を起こしたフェリーは、呉市 大崎下島と三角島の間およそ1.5キロを結ぶ19トンの定期船で、当時、乗員2人と乗客5人が乗っていました。 呉海上保安部は、停泊の際に船長が制動距離の判断を誤り、ブレーキ操作のタイミングが遅れて停まりきれなかったことが事故の原因とみています。 調べに対し、船長は、容疑を認めているということです。 また呉海上保安部は、船長のほか、フェリーの運行会社と同社安全統括管理者(65)について、事故の通報を行わなかったことなど、安全管理規定に違反して航路事業を行っていたとして、海上運送法違反の疑いで書類送検しています。
中国放送
【関連記事】
- 「パンを食べながら私たちの後ろについて来ている男の子がいる」そのとき防災無線が流れ… 昨夜から行方不明だった男児(8)と判明 保護され家族の元へ
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害
- 「じじい生きとんか?」110番通報しながら踏みつけ 動機は“ネコとの静かな暮らし邪魔された” 隣人の男性(80)を死亡させた女(65)が法廷で語ったことは
- 9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走らさせたか…裁判で語られた “理由”
- アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」