三菱ケミカルの新シャフトを発見 先月ツアー初Vの天本ハルカは「しなり感がすごく柔らかい」
<ヨネックスレディス 事前情報◇29日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6339ヤード・パー72> ニューモデルシャフトを接写!【写真】 31日から開幕する「ヨネックスレディス」。その開幕前の練習場では、三菱ケミカル「ディアマナ」の新作とみられるシャフトを発見した。 モデル名は「BB」と記されており、第6世代ディアマナの第2弾とみられる。三菱ケミカルの担当者は、「今秋発売予定なのですけど、まだ詳細は明かせないんです…」と口ごもる。 練習場では何人かのプロがこのシャフトを早速テストしていた。4月の「パナソニックオープンレディース」でツアー初優勝を飾った天本ハルカは、「しなり感がすごく柔らかく感じるので、ゆったり振ることができますね。スピン量が少なめで、私はゆったりスイングをするタイプなので、すごくいい。プロアマ戦でも使ってみようかな」と好感触の様子だった。 山内日菜子も試打を行い、「私の持ち球はドローですけど、そのドローがきつくなって球が曲がってしまうのが私のよくない癖。でも、このシャフトだとすごく収まってくれる印象で、球が曲がらない感じはしますね」と好感触を得たようだ。 柏原明日架は、「初速がすごく上がっている感じでしたね。ちょっと振り遅れたなというスイングでも、シャフトが後押しをしてくれて、捕まってくれるなという印象です。あと飛距離も伸びていたので、かなり魅力を感じています。シャフトは長らく変えていないのですけど、久しぶりに変えようかな?」と絶賛した。 詳細は不明だが、女子プロの感触を総合すれば、アマチュアのありがちな癖にも対応しそうな一品。今後もテストをするプロが増えそう。続報が待たれる。