PUFFYから見た“奥田民生の魅力”とは?吉村由美「民生さんがいるところに人が集まってくる」
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。11月16日(土)の放送は、PUFFYの大貫亜美(おおぬき・あみ)さん、吉村由美(よしむら・ゆみ)さんが登場。今回はPUFFYをプロデュースした奥田民生さんのこと、さらには、本日11月20日(水)にCDリリースされたPUFFYとついでにTOOBOEの新曲「コラージュ」について伺いました。
◆PUFFYが語る奥田民生の魅力
――PUFFYのお2人にとって、奥田民生さんはどんな存在ですか? 大貫:ずっと“先生”っていう感じですね。 吉村:民生さんは、私たちに「こうしろ」「ああしろ」って押しつけないんですよ。なので、私たちは“親の背中を見て育つ”じゃないですけど、いまだに(民生さんの)背中を見て“追いつこう”と必死に頑張っていますね。 ――奥田さんのどんなところに魅力を感じますか? 吉村:楽曲はもちろん、すべてのものに対する向かい方。あとは、民生さんがいるところに人が集まってくる、その人間性がすごく素敵だなって思います。 ――それはどうしてだと思います? 大貫:みんなが放っておけないような“寂しさ”が出ているのかな(笑)? 民生さんって会ったときから今でもそうなんですけど、テンションもスタンスもずっと変わらないんですよね。
◆新曲で新たな試みに挑戦!
――PUFFYとついでにTOOBOEの新曲「コラージュ」は、テレビアニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」(TBS系)のオープニングテーマで、音楽クリエイター・johnさんによるソロプロジェクト・TOOBOEとのコラボ楽曲ですが、TOOBOE さんとはどんなやりとりがありましたか? 大貫:(TOOBOEさんとは)まだお会いしたことがなくて、今はデータ上のやりとりなんだけど、私たちの今までのスタイルを“こんなに変えてくれる人がいるなんて!”っていう感じ(笑)。本当に新しい試みで楽しかったです。 ――この曲を聴いて、歌詞がギュッと詰まっていて歌うのがとても難しいように感じましたが、どんなことを意識して歌いましたか? 吉村:まず“合わせる”っていうことを第一に考えて。あとは“真っすぐ歌う”のがPUFFYらしさかなって思うので、そこを織り交ぜようとするんだけど、TOOBOEさんの曲は言葉数も多いので、相当レコーディングに時間がかかりました。 ――ユニゾンで歌っているんですよね? 大貫:そうですね。(レコーディングでも)いつも2人で一緒に歌うので。 吉村:“せーの”で一緒に。 ――いつも息がピッタリ合っていますよね。 大貫:でも、この曲に関してはもう必死だったよね(笑)。 吉村:音程じゃなくて滑舌の問題が……(笑)。特に私の滑舌がちょっとよろしくないので「ごめんなさい! もう一回やらせてください」って何回も止めたよね。 大貫:うん、止めた(笑)。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2024年11月16日(土)放送より)