【詳しく】博多ストーカー殺人 男に懲役30年を求刑「一片の慈悲もなく残忍極まりない」男は謝罪した上で「ほんまに待ち伏せなどしていません」弁護側「懲役17年が妥当」 福岡地裁
寺内被告は2022年8月に川野さんに声をかけた男性の顔を殴り顔の骨を折るなど7か月の大ケガをさせた傷害の罪にも問われていて、裁判官による区分審理ですでに有罪の部分判決を受けています。量刑はこれを加えて判断されます。
寺内被告は最終意見陳述に立ち「ご遺族の方、この度は大事な娘さんの命を奪ってしまい申し訳ございませんでした。お孫さんの成長を見守る母の権利を奪ってしまったこと申し訳ありません。毎日毎日後悔しています。幸せな家族の時間を奪ってしまい申し訳ありません。傷害事件の被害者の方、ケガをさせてしまい申し訳ございません。すべてにおいて僕が悪いと思っています」と述べました。 裁判長が「これでいいですか」と問うと「ほんまに待ち伏せなどしていません」と改めてストーカー行為を否定しました。 再度、裁判長が「これでいいですか」と問うと「被害者の人には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と述べ、閉廷しました。 判決は28日に言い渡される予定です。