マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』2025年公開決定!ファーストルック画像も公開
“キング・オブ・ポップ”の愛称で知られ、死後も存在感を放ち続けるマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』が2025年に日本で劇場公開されることが決定。 【写真を見る】メガホンをとったのは、デンゼル・ワシントン主演「イコライザー」シリーズを手掛けるアントワーン・フークア 史上最も売れたアルバム「スリラー」を生みだし、数々の偉業とともに語り継がれる“キング・オブ・ポップ”ことマイケル。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカル「MJ the Musical」は今年2024年で3年目を迎え、ブロードウェイでもソールドアウトが続出するなか、現在北米ツアー中。イギリス、ロンドンのウェストエンドで2024年3月にオープンし、2024年後半にはドイツのハンブルクで、2025年にはオーストラリアで上演される予定となっている。また、シルク・ドゥ・ソレイユがプロデュースするライブ・ステージ「Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour」と「Michael Jackson ONE」は、それぞれ歴代ツアー・ショーのトップ10とラスベガスのトップ・アトラクションとなっている。 その音楽は既存のファンのみに広く共鳴しているだけでなく、世界中で新たなファンを獲得。そして日本でも興行収入50億円を超える大ヒットを記録し、全世界で最も興行収入を上げたライブ・ドキュメンタリー『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(09)から16年、いまなお世代を超えて生き続けるキング・オブ・ポップの“ほんとうの物語”が描かれる。 本作は、聡明でありながら複雑なマイケルの人物像を、観客の心を揺さぶる誠実な描写でつづる。彼の栄光と悲劇を、その人間的な側面から、公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映しだす。さらに豪華映画制作陣が、マイケルの紛れもないクリエイティブな才能を捉え、彼の最も記憶に残る象徴的なパフォーマンスを再現する。 本作は、『トレーニング デイ』(01)、「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、国内興収135億円の大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』(18)を手掛けたアカデミー賞受賞のグレアム・キング/GKフィルムズが製作を務める。脚本は3度アカデミー賞ノミネートをはたしたジョン・ローガンが担当。そして主演にはマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンを抜擢。今回解禁となったファーストルック画像は「デンジャラス・ワールド・ツアー」(92~93年)における「マン・イン・ザ・ミラー」のパフォーマンスを再現したもの。本作のアイコンにふさわしいビジュアルとなっている。 また、その他のキャストにはアカデミー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーらが主要な役どころで出演するほか、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルを演じる。 本作はグレアム・キングとマイケル・ジャクソン財団のジョン・ブランカとジョン・マクレインによって製作される。先日、無事にクランクアップを迎え、現在編集中とのこと。 不世出のポップスター、マイケル・ジャクソンの実像に迫る本作。今後の続報にも要注目だ。 ■<スタッフコメント> ●アントワーン・フークア(監督) 「この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう」 ●グレアム・キング(プロデューサー) 「日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、いまでも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています」 ●木下直哉(国内配給キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループCEO) 「映画『Michael』(原題)の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております」 文/スズキヒロシ