新日本プロレスの未来は黒く塗りつぶされた!EVILが3人がかりで海野翔太をいたぶり王座防衛!
23日、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて新日本プロレス『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』が開催。EVILが海野翔太を破ってNEVER無差別級王座の初防衛に成功した。 長年に渡って新日本プロレスの象徴であり続けたオカダ・カズチカが去ることとなり、奮起したのは26歳の海野翔太。 オカダが去ることを不安に思うファンに向け、「これから新日本プロレスは新時代に突入する。新時代の新エースは俺だコノヤロー!」と力強く宣言し、次代の波を感じさせた。 同じく新日本を去ることになったタマ・トンガは、「俺の代わりにEVILをぶちのめしてくれ。そしてNEVERのベルトを取り戻してくれ」と海野に願いを託した。 この日のNEVER無差別級王座戦は、海野にとって次代の騎手としての地位を確立するための試合であり、友との約束を果たすための試合という重要なものだった。 一方のEVILは、「前王者の邪気が付いている」としてNEVERのベルトを黒のスプレーで塗りつぶすなど悪行三昧。ファンも“EVIL退治”を海野に託していた。
入場してきたEVILは見せつけるかのようにさらに黒スプレーでベルトを塗りつぶすが、これにブチ切れた海野が奇襲して試合開始。 最初こそ優勢に試合を運んだ海野だったが、EVILのセコンドに付いたディック東郷が隙あらば介入してくる実質1vs2のハンディキャップマッチということもあって徐々に苦戦。終盤には高橋裕二郎まで乱入してきて実質1vs3の試合になってしまう。 EVILはレフェリーを容赦なく盾にして失神させていき、最終的には3人目のレフェリーが登場する大荒れに大荒れが続く試合展開に。海野の奮闘虚しく、最後はEVILがラリアットからダークネス・フォールズ、EVILと大技で畳み掛けて3カウントを奪った。 バックステージに戻ったEVILは、HOUSE OF TORTUREの仲間たちとビールで祝杯を上げながら「ざまあみろってんだコノヤロー!これが現実だよバカヤロー。このベルトはよ、いま俺が持っている時点で、この団体で一番価値の高いベルトに上がった。悔しかったらよ、獲りに来いよ。わかったか、よく覚えとけ」と上機嫌にコメント。 一方、失意の海野はノーコメントで会場を後にした。
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