EXILE THE SECOND 6年ぶり全国アリーナツアー開幕 5人中4人が40歳越えの“イケおじ軍団”がキレキレパフォでファン昇天
5人組ダンス&ボーカルグループ・EXILE THE SECONDが7日、福岡・マリンメッセ福岡A館で、6年ぶりの全国アリーナツアーを開幕させた。2020年にアリーナツアーを開催予定だったが、コロナ禍で中止になっていた。昨年はホール規模で全国を回り、セカ友(ファンの呼称)の声援から熱量を装填。リベンジとなるツアーの初日から、タイトル「THE FAR EAST COWBOYZ」の如く“極東のカウボーイ”が荒々しくステージで暴れた。 5人中4人が不惑越えという“イケおじ軍団”は、衰えを知らない。パフォーマンスにも肉体にもさらに磨きをかけ、6年ぶりのアリーナに帰還を果たした5人。LDH最年長グループながら、ツアーに帯同する後輩のTHE JET BOY BANGERZを率い、「WILD WILD WILD」「Winner」など全23曲で熱くキレキレなパフォーマンスを繰り広げた。 昨年のホールツアーでファンが「イケおじ」という応援ボードを掲げたことをきっかけに、メンバーはこの四文字を意識。公式X(旧ツイッター)で「#イケおじ」とよく投稿している。この日は、鍛え抜かれた体をシャツ越しにちらつかせてセクシーにダンスする“イケおじタイム”も盛り込み、ファンを昇天させた。NESMITH(40)は「今回も18禁と言われるんですかね?」と笑った。 5人はパフォーマーのほか、各グループ会社の経営、教育分野での活動や新世代の育成などを手がけ、LDHエンターテインメントの中核を担っている。最年長の橘ケンチ(44)は「メンバー5人でいると自然と燃えてきて、弱音を吐いていられない。今が一番調子が良い」と言葉に力を込めた。 ボルテージ最高潮となった会場に、SHOKICHI(38)は「素晴らしい初日!ノリを忘れてないね。皆最高だよ~」と大興奮。NESMITHも「初日かと思うくらい良い空間を作れてうれしいです。あんたたち、よかね!」と博多弁で喜んだ。 アリーナツアーは残り8公演。AKIRA(42)は「LDH全体でアジア進出を目標にしている中で、われわれがMADE IN LDHのスピリッツを先陣切って発信していくことで、後輩たちの背中を押して羽ばたいてもらえるような“架け橋”になりたい」と意欲を語った。