48歳のトッティ氏が現役復帰に意欲?「セリエAのチームから連絡。クレイジーな考えが…」
元イタリア代表のレジェンドのフランチェスコ・トッティ氏が、現役復帰に言及して話題となった。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが21日、伝えている。 1989年にローマの下部組織に入団して以降、キャリアを通じてローマ一筋を貫いたトッティ氏。2017年に現役を引退してから7年の月日が流れたが、48歳を迎えた現在、“現役復帰”の可能性に言及した。元ローマのバンディエラは、イベントに出席した際にセリエAのクラブからの関心を明かした。 「私に連絡してきたセリエAのチームが複数ある。少しだけクレイジーな考えが頭に浮かんだことは認める。難しいだろう。だが、人生においてあり得ないことはない。キャリアを終えて何年も経ってからプレーした選手だっている。リスペクトを欠くつもりはないが、どこでプレーするかにもよるだろう。しかしセリエAへ復帰するとしたら、かなりしっかりトレーニングをしなければならないだろう」 トッティ氏は、現役生活への未練を語っている。 「もしクレイジーなことをするとしたら、国外ではなく、イタリアでする。もしかしたらインテルから声が掛かるかもしれないよ…。新たな1ページを開いた時、何が待ち受けているかなんて分からない。現役引退は、私が選択したことではなかった。確かに全てにおいて、始まりがあれば終わりがある。だがあれは私が望んだことではなかった。だからあの窓は開いたままなんだ」 イタリア紙はトッティ氏の発言について「冗談なのだろうか?」と疑問視。「この数カ月、幹部としてローマに復帰しようと模索していたフランチェスコの声のトーンは完全に真剣には聞こえなかった」とコメントしている。 イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、トッティ氏の発言について「トッティがロマーリオやミウラのように?」との見出しで注目。57歳でプレーを続ける元ジェノアFWの三浦知良の名前を挙げた。