エアバス、納入15機増142機 A350、受注70機超=24年1-3月期
エアバスの2024年1-3月期(第1四半期)の引き渡しは、前年同期比15機(11.8%)増の142機だった。受注は14機(9.0%)増の170機。A350型機は70機超を受注し、旅客機2機種のほか、開発中の貨物機も受注した。 【写真】引き戸を閉めたJAL A350-1000初号機の個室ファーストクラス 競合のボーイングは1-3月期に83機(前年同期比47機減)を引き渡し、131機(同11機増)を受注した。 引き渡しを機種別で見ると、A320シリーズが116機(前年同期は106機)、A330シリーズが7機(6機)、A350シリーズが7機(5機)、A220ファミリー(旧・ボンバルディアCシリーズ)は12機(10機)だった。 A350は長胴型のA350-1000が3機で、このうち1機を日本航空(JAL/JL、9201)へ引き渡した。 受注はA320シリーズが96機(前年同期102機)、A330シリーズが3機(ゼロ)、A350シリーズが71機(42機)、A220ファミリーはゼロ(12機)だった。
Yusuke KOHASE