【オリックス】岸田護監督が台湾で開催中のアジアウィンターリーグを視察へ 将来の主砲候補・内藤ら7人参加中
オリックス・岸田護監督(43)が1日、大阪・舞洲の球団施設を訪れ、台湾で開催中のアジアウィンターリーグを視察することを明かした。飛躍を期待される12球団の若手が合同チームでプレー。将来の主砲候補の内藤、昨年ドラフト1位の横山聖ら7人が参加しており「(1軍を)狙っているし、頑張らないといけない選手ばかり」と激励し、成長の過程を目に焼き付ける。 過去には19年の巨人・阿部2軍監督、15、16年の阪神・掛布2軍監督らが視察。1軍監督では珍しいが、球団では16、17年に福良監督が足を運んだ例があり、岸田監督も続く。育成で獲得したU―18台湾代表の陳睦衡(チェン・ムーヘン)が2日に郷里で入団会見。同席する機会を生かし、武者修行をのぞくことになった。 昨年は合同チームのコーチを務めた。参加した川瀬、才木が今季中に支配下登録され、ソフトバンク・正木らも活躍。「体も気持ちも、ためになるところは少なからずあったのでは」。3人を派遣しているオーストラリアの映像もチェック。「小野が159キロ。すごい球を投げていた。向こうで契約してくるんじゃないか」とジョークを飛ばしながら、底上げを見据えた。(安藤 理)
報知新聞社