高岡の小中生が映像制作 11月の映画祭で発表
映画を通した高岡市の地域活性化イベント「タカマチ映画祭2024」のキッズ映像ワークショップは14日、市生涯学習センターで始まった。市内の小中学生9人が参加し、9月まで全6回の体験を通して作品を制作し、11月の映画祭で上映する。 映画祭は漫画家藤子・F・不二雄さんらの出身地である高岡の「クリエイターが生まれたまち」としての側面に着目し、映像を通したまちづくりを行おうと、高岡商工会議所青年部OBなどで構成する実行委員会が企画した。ワークショップは子どもたちに映像制作の楽しさを伝え、創造力を育んでもらうことを目的に行われた。 初回は映画プロデューサーの飛田野和彦さんら3人が講師を務めた。参加者は3グループに分かれて映像のテーマや物語、訴えたいことなどを考えた。 今後は撮影方法なども学び、グループごとのアイデアを全員で映像化する。牧野中2年のリャガス・レネ・エイドリアンさん(13)は「風景などきれいな映像を通して高岡の良さを伝えたい」と話した。