２１日夜、島根県邑南町で、広島から浜田に向かう高速路線バスが、道路脇の建物の屋根に接触する事故をおこし、乗客２人が軽いけがをしました。 事故があったのは邑南町市木の浜田道・瑞穂インターチェンジ近くの町道で、２１日午後８時２０分ごろ、ＪＲバス中国が運行する、広島発浜田行きの高速路線バスが左折しようとした際に、バスの左後方部分が建物の屋根に接触しました。 この事故でバスの窓ガラスが割れ、乗客２人が腕や頭部を切るなどの軽いけがをしました。 ＪＲバス中国によると、高速路線バスの浜田・広島線は、本来は浜田道を起点から終点まで利用していますが、現在は夜間通行止めに伴うう回路の通行となっていて、事故当時は通常運行とは違うルートを走っていました。 現場は道幅が狭く、道路沿いには建物が軒を連ねている道路で、警察が事故の詳しい原因を調べています。 ＪＲバス中国は「お客様と関係者の方には大変ご迷惑をおかけした。今後このようなことがないよう社員に周知と指導していく」とコメントしています。