「ヒアリ探知犬」の導入に向け実証試験…国内での定着防ぐ 環境省
日テレNEWS NNN
強い毒を持つ特定外来生物「ヒアリ」が全国で相次いで見つかる中、環境省は、「ヒアリ探知犬」の導入に向け、実証試験を公開しました。 強い毒を持ち、攻撃性の強いヒアリは2017年以降、18都道府県で110件発見され、環境省は、国内での定着を防ぐため、「要緊急対処特定外来生物」に指定し、対策を進めています。 こうした中、導入が検討されているのが、既に台湾やオーストラリアで活躍している、ヒアリ探知犬です。 台湾の研究では、10匹以上集まっていれば、98パーセント以上の精度で発見できるとされ、今回の実証試験では、気候が違い騒音がある日本の港でも、能力を確認できたということです。 環境省は、結果を踏まえ、導入するかどうかの検討を進める考えです。