共和党、特別検察官に反発 バイデン氏次男の疑惑捜査
【ワシントン共同】ガーランド米司法長官は11日、民主党のバイデン大統領（80）の次男ハンター氏（53）に対する疑惑捜査のため、ワイス特別検察官を任命すると発表した。共和党のトランプ前大統領（77）側はワイス氏が「4年も捜査を続けたのに適切な罪状で訴追できなかった」として人選に疑問を呈した。共和党の有力議員も中立性に問題があると反発した。 来年の大統領選で再選を狙うバイデン氏と、返り咲きを目指すトランプ氏はそれぞれ党内支持率でリードしており、再対決となる可能性がある。トランプ氏は議会襲撃事件などで起訴され、双方とも身内や自身が刑事責任を追及される前代未聞の展開が続く。
