“気づかぬうちに人はふれあい、想いはやさしく巡っている” 黒木華主演 映画『アイミタガイ』特報映像公開
黒木華主演のヒューマンドラマ、映画『アイミタガイ』。この度、本作の特報映像が公開された。 中條ていによる小説「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)が実写映画化される。主演は黒木華。共演に中村蒼、藤間爽子ら実力派俳優が集結。『彼女が好きなものは』などで知られる草野翔吾監督が監督を務める。 ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。梓は、交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と2人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて‥‥。 この度公開された特報映像では、梓と親友の叶海(藤間爽子)を軸に、一期一会の連鎖で出会いが繋がっていく登場人物たちが描かれる。「いい友達を持ったよね」と微笑む梓の恋人・澄人(中村蒼)の姿や、梓と同じように立ち止まってしまった叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)、梓がピアノ演奏を頼むことになる、こみち(草笛光子)の姿が映し出され、そして、梓の祖母(風吹ジュン)が“相身互い”について語りかける。「気がついてないだけで、色んな想いが巡って、自分のところに届いているんよ」。最後に、笑顔を浮かべながら涙を拭う梓のもとに届いた想いとは。 映画『アイミタガイ』は、2024年11月1日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部