針尾泰地内野手（２年）

　◇勝利への意志強く　針尾泰地内野手（２年） 　昨秋の関東大会準々決勝の桐光学園（神奈川）戦。延長１１回１死二、三塁の好機を９番打者として迎え、左中間に２点適時二塁打を放った。吉田洸二監督の評は「守備が安定している」。自身も「打撃より守備が得意」と言うが、人一倍の「勝ちたい気持ち」が勝負どころで好打を生んだ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 　つらかった冬のトレーニングを乗り越えて自信も付いた。３年前に同校主将を務めた兄の「みんなが見ていると思って、いつも気を抜かず練習に取り組まないとレギュラーは取れない」というアドバイスを心に留めて励む日々だ。東京都出身。 　◇緊張感持ってプレー　平野天斗内野手（１年） 　昨夏の県大会に遊撃手の控えとしてベンチ入りし、新チームでは遊撃手で先発出場。大きなミスをしないよう心がけたという。 　この冬はパワーをつけることを目標に、ベンチプレスやデッドリフトなどのウエートトレーニングに取り組んだ。昨秋の県大会２回戦で三塁走者の時にスクイズのサインに気づかず、スタートが遅れてアウトに。「走塁ミスで１点取れない怖さを体験した」。気を抜かないよう自戒する。 　一青窈（ひととよう）さんの歌を聴いて気分転換している。山梨に来て食べたシャインマスカットのおいしさに感動したという。三重県出身。 　＝随時掲載