にぎわう初詣、糸満ハーレーの拝所「白銀堂」も行列 御神酒に地元から泡盛提供 沖縄
2025年の新年、沖縄県糸満市の白銀堂は大晦日深夜から多くの初詣客で賑わい、元日の午後までほとんど行列が途切れなかった。 白銀堂は糸満ハーレーや大綱引など年中祭祀の中心となっている拝所。御神酒(おみき)として市内の酒造所が泡盛を提供するなど、地域住民や事業者が連携して毎年の初詣を盛り上げている。 運営を担う市商工会青年部白銀堂委員会の德嶺勝也委員長によると、今年は天気にも恵まれ、例年と比べても特に多くの初詣客が訪れているという。年々需要が高まっていることから、今年は熊手や絵馬などの数と種類も大幅に増やした。 德嶺委員長は「遠方からもきやすいように来年以降も工夫していきたい。白銀堂が持つ物語や黄金言葉(くがにことば)を次世代に伝えるきっかけになれば」と話した。
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